冷蔵庫を買った

自宅の冷蔵庫が壊れかけている。
室温が少し高いだけで、庫内温度は「H」表示を示す。これは「頑張っても、設計通りに冷えないんですよ」と冷蔵庫が悲鳴を上げている印だ。
そして、自動製氷皿も動かない。古い機種で、簡単に分解ができない構造なので、自分で直すのも難しい。
異音というほどではないが、モーター周辺で設計上は想定されていない音も聞こえる。

どれくらい古い機種か調べてみた。
型番とシリアル番号からすると、1999年の品のようだ。買ったのは数年後だったとしても、もう寿命かもしれない。
数年前にも不具合があって、いちど買い替えを検討したことがあった。猛暑の続くなか食中毒は怖いし、氷が作れないのは本当に不便。当時のトレンドだった「チルドや乾物やワインセラーに切り替え可能な小さな引き出し」も、今となっては使いづらい。

というわけで、夕方に家電量販店に行ってきた。

最近の家電量販店は、接客に節度があって好ましい。
ほんの数年前までは、服屋の店員のように販売員が近寄ってきたものだが、最近は軽く挨拶をした後は離れて見守る程度。必要ならばこちらから声をかけるスタイル。
タブレットと自社ECサイトの機能を活用してスペックや値段の比較検討をしてくれたりと、親切さがちょうどいい感じ。

自分の場合は、寸法や庫内容積といった必要な条件がはっきりしていたため、ほとんど数字の比較で機種は決まってしまった。
色は白。これは親の希望となる。
庫内容積は少し狭くなるけれど、運用でなんとかする。

驚いたのは価格。予想よりも、ずいぶんと安くなっていた。
数年前の購入検討した時の8割以下。在庫は少なく、ほぼすべての品が近隣あるいは東海エリアからの取り寄せとなる状況で、商品の価格が下がっているのは(日本経済として)困った状況かもしれない。

何も言っていないのに、サービスカウンターでは数千円の値引きもしてくれた。
さらに、PayPayで支払ったら普段よりも多いポイントが付いた。支払額だけを考えたら、お得な買い物だったといえる。
使い勝手については、試してみないとわからない。なお、我が家に到着するのは明後日の予定。ただし「昨今の社会状況により、数日の遅延も考えられます」とのこと。

お題「これ買いました」

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