資格試験のために富士市に行く。いささか遠いが、県内で日程の合う会場が他に無いのだ。
試験自体はわりと簡単。
数年前に合格していて、今回は資格の更新となる。
法規制等の変更が少しあったとはいえ、基本部分は変わらない。
ずいぶん実務から離れてしまったとはいえ経験のある分野。そもそも数千円のテキストと問題集を買えば８割が合格できるという"お布施"みたいな資格試験。法対応のために2022年版のテキストを買うのも馬鹿らしい*1。
というわけで、昔のテキストを読み返した後に、省庁のホームページで変更部分を把握してテストに臨む。たとえ勉強不足でも大丈夫だと目論んだのだ。
今回の試験は、たぶん合格。
少なくとも自己採点では合格。
近日中に講習を受け、その後に再度のテストを受けることになる。
そんな面倒な試験手続きのために赴いた富士市。あまり馴染みのある土地とはいえない。
せっかくだからと気分転換の散策をするにも、熱中症アラートのため不要不急のお散歩は憚られるのが残念でならない。
仕方がないから、駐車場と会場の間にある中央公園を少しだけ歩いてみた。
芝生があり、木陰があり、遊歩道がある。
湧水を水源とする小川や池があって、なかなか過ごしやすい。東部の富士山麓は、綺麗な水がたくさん流れているのが羨ましい限り。
バラ園やバラをモチーフにしたエリアだけが、おばさんセンスを発揮していたが、それ以外は素晴らしい公園だった。
お昼用のお弁当を作っておいたのに、自宅の冷蔵庫に忘れてしまった。
なので昼食はスリランカ料理店で食べた。
スリランカ・カレーの店ではなくて、各種スリランカ料理を食べることができる珍しい店。お店の人達は親切で、ご飯はおいしくて、しかもカレーに乗っている目玉焼きがハート型だった。
そんな興味深い店だったのに、スマートフォンを車に忘れてしまい写真は撮れなかった。そしてスマホは高熱のため、2時間ほど起動もできない状態だった。リチウム電池が損傷しなくて本当に良かった。
そんな一日。
もう少し公園を歩きたかった。でも本当に暑くて大変だった。
実際、熱中症で倒れている人も見かけた。
新型コロナ感染のため閉める店や工場の話も耳に入ってくるようになった。からりと晴れて夏真っ盛りだというのに、不穏な空気を感じてしまう。
*1:買えない価格ではないが、安くはない絶妙な価格設定。買えば、ほぼ合格というのもいやらしい。
