浜松城公園の散策と、中華料理「亀山屋」の発見。

所用で浜松市にいた。
数年前に無くなった親戚の家が残っていて、我が家が管理を行っている。元の住人の親族は遠く離れたところに住んでいるから、一応は県内である我々が管理を代行しているかたちだ。

今日はその家と土地の処分に関する手続きに行ってきた。
ずっと住む人もなく、値段を下げても売れないような状態だったのだが、市が再開発のために一帯を買い取ることになって、今日はその説明会。このご時世にリモートでは無理だというから、困ったものである。

 

 

 

せっかく浜松にまで足を伸ばしたのだからと、浜松城公園を散策した。
熱中症の警報が出るような気温と日差しだが、公園内は緑が深くてなんとか凌げる。それでも長距離を歩くのは避けて、濡れタオルと飲み物を常に携帯していた。

浜松城といえば野生化したリスだが、今日は死骸しか見つからなかった。
以前は人に慣れたリスを見かけたものだが、さすがに暑すぎて地上には降りてこないのだろう。スターバックスを誘致した頃に外来種として駆除も行ったというから、今はもうほとんど生息していないのかもしれない。

とにかく、公園自体はとても良いところだ。
緑が深く、適度に起伏があり、しかも駐車場は1時間無料*1。水場も庭園もある、なかなか贅沢な場所。

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公園の近くに古い中華料理屋(食堂)があったはず。せっかくだから行ってみようと、子供の頃の記憶だけを頼りに歩いていたら、本当に見つかった。
ラーメンが破格に安くて、当時近くに住んでいた従兄(学生)がご馳走してくれた、その思い出の店がそのまま残っていた。
店名は「亀山屋」。店名は忘れていたが、店の雰囲気は記憶のまま。

 


その時と変わらないラーメン、今は350円。
他のお客さんが当たり前にチャーハンを注文するので、僕もお願いしてみた。

ラーメンは色が濃いわりに塩気が薄い。昔ながらの地味なラーメンではあるが、肉は厚いし、麺もつるりとしている。
チャーハンは、ソースのような香辛料の香りと、しっかり焼き付けた肉やネギの香ばしさが際立っていた。
なんとなくのノスタルジーで入ってみた店だったが、大満足。

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そして、普段はラーメンとチャーハンなんて両方フルサイズで食べることはないから、夕方でもお腹が空かない。仕方がないので、夜はゴーヤーチャンプルーのみで済ませた。庭のゴーヤーが採れすぎで困っているのだ。どんな理由でも、ゴーヤーは食べる。そういう夏なのだ。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:天守閣や美術館などを利用すれば、さらに無料時間が伸びる。

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