ダウンウェアの消失と伊豆大島の断念と、冬瓜フェス。

ダウンジャケットとベスト

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朝から寒い。ダウンジャケットやベストを探すが見つからない。
秋に冬物を出したときに、この2つはセーターなどとは別のところに入れたのだった。
「何か思惑があって、一般的ではない場所にしまった」ことだけを覚えている。ただ、それがどこか思い出せない。
どちらも小さく収納するバッグに詰め込んであって、見た目も置き場所も服と違っていてもおかしくない。朝の忙しい時間に、あらゆる引き出しを開けて探すことになった。

それでも、ダウンベストは発見できた。
秋冬に使う鞄の中に置かれていた。たぶん、季節になったら両方使うからと、一緒にしていたのだろう。でも今年はその鞄を使っていない。だからダウンベストも見つからなかった。

ダウンジャケットについては諦めた。こういうものは、普通に生活していれば発見されるものなのだ。たいてい、忘れた頃に見つかる。

寒いといっても静岡県中部なので、ダウンジャケットが必須ということもない。
最近は自転車に乗ることが多くて、少し走れば身体も温まる。むしろ今日は、自室が寒くて困ってしまった。

 

 

大島を断念する

伊豆大島に行くつもりで検討していたが、どうにも交通機関の都合がつかなくて断念することに。
主たる目的地である火山へ行くための最もスタンダードな手段は観光会社のバス。そのバスがオフシーズンは平日運休。路線バスも土日のみとなっていた。

オフシーズンの伊豆七島に行きたい、特に大島の火山や砂漠に行きたいと、ずっと考えていた。でもまた先延ばしになってしまった。
1月からは椿の季節で観光客も増える。いや、それ以前の問題として新型コロナ対策で観光は無理になるかもしれない。だから次に狙うのは春か夏。しかし本当に、先が読めないのであった。

救いがあるとすれば、思い立ったらすぐに行ける距離であることか。
いささか遠くはあるけれど、頑張れば日帰り、存分に遊ぶのなら1泊で十分。東京都とはいえ、伊豆半島からは船で45分なのだ。

 

 

ナゲット丼

先日、親戚から大量にいただいたチキンナゲットを消費すべく、今夜はナゲット丼を作ってみた。
家族が留守にしている時にしか作れない、雑な創作料理である。

玉ねぎを薄切りにして、ごま油で炒める。
油揚げ、戻した干し椎茸、干し椎茸の戻し汁、顆粒かつお出汁の素を加えて軽く煮たら、めんつゆで味付け。
電子レンジで加熱済みのチキンナゲットを入れたら、卵とじにする。

特においしくはない。
加工肉で作った親子丼という、中途半端なディストピア飯だが、味に特筆すべきところが全く無かった。想像した、そのままの味。
これならチクワを使ったほうが、センス・オブ・ワンダーを感じられたと思う。

食材AとBそれぞれに10の魅力があった場合、AとBを使った料理は20以上の魅力があって欲しい。魅力20の料理でもがっかりするし、15だったら失敗である。
このチキンナゲット丼は、まさに魅力20の味だった。いや、チキンナゲット単体で食べたほうがおいしかったかもしれないから、魅力は概ね18といったところだろう。

一人暮らしほどには食材の管理がシビアではない実家生活ではあるが、チキンナゲットなどの”高齢者が好まない食品”に関しては僕が主担当となってしまう。常に好き勝手な自炊をしていた一人暮らしよりも、ある意味で難しい。

だから、もしこのブログを近所の人が読んでいたら考えて欲しい。
もしも「家庭菜園でたくさん採れた」「安かったから買いすぎた」といった理由で、近所におすそわけをする時は、よくよく考えてから実行していただきたい。
まず間違いなく、あなたの持ち込む食材は”想定外”である。台所マネジメントにとって、想定外の8割はマイナスに働くことがわかっている。同じものを大量に…となれば尚更のことだ。英語でいうところの「White Elephant」は、あなたにとっても本意ではないはず。
親子丼にできる食材ならば、まだいい。
例えば今夜は、近所から冬瓜が3つも届いた。
好物ではある、でも冬瓜フェスティバルが明日から始まってしまうではないか*1

 

今週のお題「あったか~い」

*1:冬瓜は、遺伝子改造で栄養強化すべき作物だと思う。なんにも栄養がない。

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