新しいMacBook Airが家に届いた。
注文したのは先月の後半。
昨晩に「深センを出た」とか「上海空港に到着した」といった通知が来ていて、今日の午前中に静岡県に着くのだからすごい。今日が到着予定日でも、早くて昼過ぎを想定していたから驚いた。
世の中は文化の日で賑わっているようだが、僕は遠出せずにiMacからMacBook Airへの”引っ越し作業”に集中した。
祝日だというのに、外出といえば生活用品の買い出しと、市民公園で開催中のマルシェだけ*1。
素晴らしく晴れて明るい太陽の光は、庭に干した布団が吸い込んでくれただろう。
データ移行そのものは、冗談みたいに早かった。
今どき、デジタル機器の引き継ぎが簡単なだけでは驚かない。とはいえアップル製品はさすがに簡単だった。
同じネットワーク上*2にあるiMacを探してきて「このiMacから移行するの?」と聞くので、僕はコーヒーを飲みながら「YES」とか「承諾する」を選択していればいい。
ただ今回は、単に環境を丸ごと移し替えるのではなくて、iMac(据え置き型)からMacBook Air(ノート型)への移行に合わせて、机や周辺機器のレイアウトもがらりと変える。画像やイラストデータの整理方法も、10年続けた方法を改めるつもり。
というわけで、データや設定の移行は、すんなり移った*3けれど、今日のところは机上整理や設定の変更作業などのため、MacBook AirではなくてiMacを使って作業している。最後のバックアップを取ったら初期化するのだが、なんとなく感傷的な気分になってしまう。
なにしろiMacを買ってから6年間、激動の人生だった。転居やら何やら色々あって、今だって落ち着いているとは言えない。本当なら、iMacは動かなくなっても*4モニュメントとして庭にでも飾りたいところだけれど、それもなんだかグロテスク。
それに修理すれば、たぶんきちんと動く。
6年も使ったのに、処理速度など基本性能の部分で全く不満が出なかった点で、iMacはすごい。大昔の「OSをアップデートしたら遅くて3年も保たなかった」なんてパソコンは過去のものだとわかっていても、驚くべき素敵なマシーンであった。
でもMacBook Air、ちょっと使ってみただけでもスイスイと気持ちよく動いて、これもまたすごい。iMacに何の不満もなかったのに、何もかもがスムーズで「新しいのは良い!」と思ってしまった。
それでは、iMacと最後の”仕事”をしてきます。
新しいMacBook Airの環境を整えてからではたぶん納期ぎりぎりの仕事があるので、それだけは片付けてしまいたい。
まるで引っ越しの日のように慌ただしい。僕の人生のようだ。