ワクチンとスイッチ

ワクチン

最近話題のCOVID-19用ワクチンを打ってみた。
予約ができたのが8月後半、今回が1回目。
自治体主催の接種となるので、ファイザー社製のRNAワクチンである。

RNA製剤は学生時代には「いずれ普及するスゴイ技術」だったが、まさか全世界的に疫病対策で広まるとは。人生は予想外の連続である。

会場は市営体育館。成人してから始めて行く場所だ。
多種多様な人がいるのにほとんどの人が神妙にしているのは、不思議な雰囲気かもしれない。冠婚葬祭にしては服装がカジュアルだし、普段の病院ならば大声を出している人がいる。

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注射自体は、ちくりとしただけ。薬液が注ぎ込まれる感覚がしたようなしないような。

30分の様子見では体調に変化が無かったが、帰宅後に腕が腫れてきた。
表面温度計で見ると上腕部が37.5℃、でも体温は平熱の36.1℃。
そして、なんだかとてもかゆいのだ。

ちなみに、帰路の運転中はひたすら「何かが貼り付いた感じ」がしていたのだが、これは注射部位に絆創膏を貼ってくれていたのだった。

そういうわけで、なんとか無事に1回目の接種が完了した。
頭痛はないけれど、「頭痛薬を飲んだ半日後、なんとなく薬が残っている感じ」はする。これが寝不足、あるいは神経質になっているからなのか、副反応なのかは判断できない。
がんばれ僕の免疫機構。

 

 

Nintendo Switch

ようやく届いたゲーム機。意外と大きい。
これにブラウザがあればタブレットは不要ではないだろうか。

リングフィットアドベンチャーはセッティングのみ完了。
今日は「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」を始めてみた。

ゼルダの伝説」といえば、初代ゼルダの伝説を幼馴染の家でクリアまで見物した。近所のグループでは最年少だったので、基本的に操作はできなかったのだ。
延々と敵を倒すのではなく、創意工夫と技術で主人公のリンク君が強くなっていくのが子供心に新鮮だった。

スーパーファミコンゼルダも面白かった。あらゆるものを切ったり投げたりできて、難易度と楽しさのバランスが素晴らしかった。先日、You Tubeで「最初からクリアまで動画」を見てしまって、あの頃のことを懐かしく思い出したばかり。

 

 

「ブレスオブザワイルド」はすごい。
オープニングからとんでもなかった。ディスクシステムゼルダの伝説でも驚いたのに、もう何もかもが違う。
操作は難しい。視点を自分で動かすゲームなんて人生初である。

でも楽しい。まだ敵にほとんど会わず、あちこち彷徨っているだけなのに面白い。ロールプレイングゲームなら村人や王様に会って情報を仕入れるところだが、ほぼ荒野みたいなところを自由に歩き回っている。時折、主人公のリンク君(どうやら記憶喪失)の頭の中にヒロインの声が聞こえてくる。脳内のヒロインが「世界を救え」とか色々と語りかけてくるのを半ば無視しながら、キノコやどんぐりを採取していたら1時間が経ってしまった。だって仕方がないではないか。リンク君は冷凍睡眠的な状態から目覚めたばかり、そして僕はゲーム機を扱うのは数十年ぶりなのだから。こんなにレバーやボタンがあるコントローラーは触ったことがない。

でも確実にリンク君の動きは良くなっている。つまり僕が操作に慣れつつある。
しかも、ほとんど人に会わず、廃墟みたいな場所を歩き回っているだけで、何やら過去に大変なことがあったとわかる。建物のちょっとしたデザインから、この世界の成り立ちを推測できる。好き勝手に歩ける世界が実に雄弁だと、脳内姫様を放置して寄り道ばかりしてしまう。これで「リンク君が悪者を倒さず、ほっこりトレッキングばかりしていたので、世界は悪の魔王の手に落ちてしまいました。時間切れです」と言われたらどうしよう。開始して10分くらいで脳内に響く姫様によって紹介された敵は、おそろしく禍々しかった。正直なところ、リンゴを焼きリンゴにしたり、崖から落ちて死んでいるリンク君が勝てる相手ではない。

しかしNintendo Switch、自分で使ってみるとよくできた機械だ。
堅牢なのに高機能。特にコントローラーの脱着が、かちりと気持ちよくできるのが良い。ここまで安心感のあるつくりのデジタルデバイスは珍しい。

 

 

そんなわけで、今日は予防接種とゲーム機の日。
ちなみに「ブレスオブザワイルド」は知人が貸してくれた。流行っている時に買って、未開封のまま放置していたそうだ。

あ、今になって腕が上がりづらくなってきた。
もう寝るしかない。おやすみなさい。

 

お題「気分転換」

 

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