諸事情あってコメダ珈琲店へ行った。
好きな店ではないけれど、打ち合わせ等で行くことはある。静岡県中部というのは、喫茶店が比較的少ない。会社や家の外で会う、そして誰もが知っている場所となると、幹線道路沿いのコメダとなる(なってしまう)ことも多々あるのだった。
自分からは積極的に行くことはないコメダ珈琲。でもせっかくなので楽しみたい。
というわけで、用事が済んでからも席から立たず、そのまま書類整理や読書など自分の時間を過ごした。そのときに、コーヒーのおかわりと、シロノワールを注文した。
コーヒーはいつものブレンドコーヒー。
シロノワールはピスタチオのものが限定版で勧められたので、それの小サイズを。
シロノワールというのはデニッシュにソフトクリームや甘いソースをかけたコメダ珈琲店オリジナルのスイーツ。室温ですぐ溶けるソフトクリームは慌ただしくて嫌なので、今日は生クリームに替えてもらった。
ピスタチオ色のソースは、かなり甘い。キャラメルというか飴のような味。ピスタチオフレーバーのチェルシーがあったら、こんな味かもしれない。
デニッシュも生クリームも、この甘さに引っ張られて、全体にべたべたした感じ。
ピスタチオらしさは、見た目ほどではない。
普通においしい喫茶店の垢抜けないおやつ、といった感じだった。
ピスタチオ味を謳うのならば、もう少し量を増やさないと”薄い”のではないか。
さて、毎日20分から60分ずつ、少しでも手を付けていたゲーム「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」も一段落。
進捗度は相変わらず4割強、でも最後の敵は倒したし、主人公が訪れる祠は全部行けた*1。
今後は、のんびりとゼルダの伝説世界を散歩して過ごすことになるだろう。
本を一旦、本棚に戻すような気分。中年になって初めてのゲームは、良いゲームでした。
しかしこの「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」は、どうやら続編が開発中らしい。
そういえば、ゲーム中ではいくつか「登場するが、まるで説明もないし、ストーリーにも関わらない要素」があった。シナリオの中心に位置する古代遺跡・超古代文明とは全く別の、独自の文化と体系がありそうな遺跡群(龍と、ぐるぐる模様と、緑色っぽい発光)がそれだ。道中で拾える宝石のなかで唯一、現実世界にはない「夜光石」も、次のストーリーに関わってくるのではないか。
龍の遺跡と同じく、ストーリーでは直接は語られないけれど、名前も残っていない「辺境」と「辺境の民」が世界の端々に現れる。
そういった、話の本筋には全く影響しないけれど、どこか世界の暗さを感じさせる”背景”も、このゲームの魅力だった。
妙にバランスを欠いた明るい住人たち、そして滅んでしまった辺境の民。まるで子供の頃に見たNHKの人形劇や「まんが日本昔ばなし」に漂う、うっすらとした怖さが、このゲームにはある。
とはいえ続編の発売は、まだまだ先のようだ。
今はもう、手元にある1作目でお腹いっぱい。そんな話を遠方の知人にしたところ「有料で追加シナリオのアップデートがある」というではないか。値段も安いし、買うかどうかを思案しているところ。
課金で沼、みたいなものではないようだが。
*1:最後の祠で褒めてもらえた。