そうめんのゆでかた

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四国の知り合いから素麺が届いた。
小豆島で作られている「島の光*1」。
以前、瀬戸内国際芸術祭で訪れた時に勧められて、夏には取り寄せていた。
そして四国に住んでからは自分で買っていた。
今はその時にお世話になった人から届く。面白い縁だと思う。

最近はめんつゆだけでなく、ゴマ油やオリーブオイルと和えてから、たっぷりの野菜と塩、あるいは出汁と塩で食べることもある。
茹で方は、四国生活で教わった方法が便利。袋にある作り方とは少し違うので書いておく。

  1. 大きめの鍋にお湯を用意する。
  2. 沸騰したら、素麺を入れる。
  3. しっかりとかき混ぜて、湯の中でくっつかないようにする
  4. 再び沸騰したら火を止める
  5. 蓋をする
  6. 他の料理や薬味の準備をする
  7. 素麺をザルに上げて、しっかりと冷水で洗う
  8. 水を切って供する

利点は放置できること。
10分くらいは置いていても、くっつかないし、溶けたりもしない*2。20分でも平気。
素麺は茹で時間が短いけれど、それでも他の作業と併行して、お湯の世話をしなくて済むのはありがたい。
洗いたて冷やしたてを食べたいから、この方法が便利なのだ。
香川県では家庭よりも店で採用されていると聞いた。確かに、放置可能というのは店の人にこそ便利だろう。

コツも何もないけれど、あまりに小さな鍋だと、手順3が少し面倒。一人分ならば、お湯を沸かす手間も考えると、袋に書いてある方法で良いのではないか。

とにかくこれが、今現在の我が家で採用されている素麺の茹でかた。
四国暮らしで得た(静岡でも役に立つ)経験のひとつ。

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ああ、四国に遊びに行きたい。
静岡に帰ってきた理由のひとつが「四国は身近な土地になった。いつでも遊びにいけるから」だったのに、今の状況ではそれも無理。からっと晴れた真夏の瀬戸内海が懐かしい。

 

 

*1:素麺製造の協同組合で作っているブランド。いくつか等級があるけれど、安いのも高いのもおいしい。

 

 

*2:京都などで沸騰寸前の状態で、ひたすらうどんを茹でているのを見るが、たぶん同じことをしているのだろう。

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