静岡で食べるスリランカ・カレー

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午前中は健康診断と通院。
健康診断は、フリーランス向けに行政が格安で用意してくれたもの。面倒だけど、もう若くは無いし、なにしろ体調が悪いのだから総合的な検査は受けておきたい。

例年通り、採血では時間がかかった。
それでも、町医者と違って採血担当者の層が厚い。何人も腕自慢が入れ代わり立ち代わり僕の腕を確認して、最後に「そうだ、あの人を呼ぼう」と召喚されたベテランさんが、無事に血管へ針を刺してくれた。

それ以外は順調。というか今日の時点では何もわからない。
血圧が明らかに高い、眼底検査で変な画像が撮れた、といった理由で健康診断どころじゃねえ!と別室に連れていかれた人達もいたが、僕に関してはサクサクと進んだ。

通院のほうも「山は越した。今後は頓服薬を頼りに、騙し騙し生きていくしかないだろう」との診断だけで、大きな方針転換などは無かった。
薬が効きすぎること、薬を飲んだ翌日くらいにぼんやりして大変なことを訴えたけれど、「そういうこともあるでしょう。様子を見ましょう」と言われて終わってしまった。
看護師さんが「他人事ですよねえ」と同情してくれたけれど、だからといって薬が変わることはない。なので自分も先生の言葉「そういうこともあるでしょう」を抱えて、この薬と病気に向き合うしかないのだ。

 

ともあれ、こういう健康や医療のタスクというのは、とにかく片付けるだけですっきりする。
特に苦労をしたわけではないけれど、せっかくだからお祝いに(?)とカレーを食べることにした。

 

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以前から興味があってメモをしていた店があったのだ。
土日は休み、平日も前半はほとんど休みという噂の、謎のお店。でも静岡では有名なお店と店主の「サヘル17」。

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メニューは3種類くらい。カレーが何種類か、そして付け合せのスリランカ的せんべいの有無で変わってくる。僕は3種類のカレーと小さな紅茶のセットにした。

カレーはどれも優しい味わい。
青唐辛子など辛い部分もあるのだけれど、爽やかな辛さであまり残らない。たくさんの野菜をおいしく食べるための味付けといった感じ。
お店で食べてもおいしいけれど、晴れた日に公園で楽しんだら良さそうだな、と思った。

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せっかくなので、デザートを追加で注文した。
スリランカ式プリンやヨーグルトのデザートも魅力的だったが、「ポルパニロティー:ココナツ・フレークに椰子の花の蜜を含ませ、カシューナッツとスパイスを加え、スリランカ式パン(ロティー)で包んで揚げた、熱いお菓子」が気になってしまった。

これは素敵なお菓子だった。
かなり大きく、しっかり甘い。食べごたえもある。ドーナツにスニッカーズを入れたくらいの"強い”お菓子である。そしてお店の人達が何度も言うように、揚げたてで熱い。
異国のお菓子っぽさがすごい。
すっかり気に入ってしまった。

健康診断のために朝は抜いて、完全に空腹で挑んだ早めの昼食だった。
でも夕方までお腹が減らなかったのは、このポルパニロティーのせいだろう。

スパイス好きにはたまらない、良いお店。
また行きたい。