部屋の片付けに必要な、ポリプロピレン収納ボックスを買ってきた。
最初に買ったのが無印良品なので、買い足すのも無印のもの。利点は、どの土地でも手に入ること。ちょっと高い気がするのは難点かもしれない。
引っ越しを繰り返して、ずいぶんな数になっているのに、また買うことになった。
こういう、ちょっとした人との違いで、『人生』のような大きな概念に思いを馳せることになる。だって、平穏無事に引っ越しをほとんどせず生活していれば、収納ボックスや衣装ケースをこんなに買い足すこともなかったから。
思えば昨年の引っ越しでは、今回買い足したものと同じ品を四国に置いてきたのだった。正確には昔の勤め先に寄付してきた。収納用品が全然足りない新しいオフィスだったから、片付けに役立った*1。
今ではその職場の人達と直接会うことはできない。「たまには遊びに行きますよ。車で、たった6時間ですから」と言って別れたけれど、そんな悠長な時代ではなくなってしまった。
そういえば、ちょうど三年前の今ごろ、僕は瀬戸内海の島々を旅していたようだ。
四国に住んでいて、他県の友達を案内したのだった。
実際以上に遠い昔のような気がする。いや、本当にもう、大昔のことなのだろう。
*1:遊びに行ったついでに片付けを手伝ってきた。