古い一軒家の片付けと、白菜料理。

親戚の家で不幸があった。
今日は、静岡県の東の端にある個人宅に行き、ひたすら片付け作業。
スーツや”黒っぽいおとなしめのカジュアル”も用意したけれど、基本は汚れても良い恰好で個人の家を片付けていた。

明日には親戚の家族が集まるけれど、車が必要な諸々は我が家が(そして実質は僕が)請け負うことになる。

とはいえ、こんなご時世だから、たくさんの人が集まるわけではない。
ずっと留守にしていた一軒家(故人は養護施設に入っていた)を整理して、遠方に住む親戚一同が形見分けや葬儀を済ませられるようにするだけだ。

 

西の魔女が死んだ

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  • 発売日: 2013/11/26
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西の魔女が死んだ (新潮文庫)

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しかし、やはり老人の家。そして長く使ってない家でもある。
埃っぽくて寒くて、帰りの車の中では鼻風邪みたいになってしまった。途中のドラッグストアでティッシュペーパーと鼻風邪の薬*1を買い込み、なんとか無事故で家まで辿り着いた。

 

一人暮らしをしていた時なら、こんな時には印度料理屋やラーメン屋で、熱量とスパイスと野菜の多い料理を食べて、お風呂に入って寝たものだ。身体が大変な時にこそ雑に済ませたい。
でも今夜は、冷蔵庫に白菜が残っている*2。外食で済ませるわけにはいかない。

仕方がないから、白菜を山ほど切って、豚バラ肉と塩と桜えびで蒸し煮にした。ごま油を加えて、もしゃもしゃと食べていく。副菜は人参サラダと、冷蔵庫にあったキムチ。

家族は、こういう「大量の単品ごはん」を好まない。僕はわりと好きだ。
だから家族の分は、もう少し体裁と量を整えておく*3
家族が留守のときにジャンクなものを食べる話を漫画やエッセイで読んだことがあるけれど、気分としてはよく似ている。いつ帰ってくるかわからないから、ひやひやしながら夕食を済ませた。


血中白菜濃度が危険域になりそうな量を食べてしまったが、2時間経ったらもう平気。あの満腹感はどこに消えたのか。

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それにしても慌ただしい日だった。
昨晩遅くに連絡を貰って、今朝早くに出発して、日が沈むまで働いた。
ちなみに、鼻水もくしゃみも、いつの間にかおさまった。

明日も片付け。
今日の移動距離は214km。車の燃費は23.2km/L。
これ、現地に宿を取ればよかったかもしれない。

 

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

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お題「わたしの癒やし」

 

*1:青竜

*2:家族は定期検診で遅くなる。

*3:冷凍のごはん、冷凍の肉団子、大根スープを追加。

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