シュガーバター・クレープとねずみくんのチョッキ展

 

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藤枝市の郷土博物館で開催中の「ねずみくんのチョッキ展」に行ってみた。
入場してから気がついたのだが、僕はこのシリーズのことをほとんど知らない。
少なくとも子供の頃には愛読どころか存在も知らなかった。
大人になって、絵本専門店などに出入りするようになってから見かけるようになって、友人の子供へ贈る際に選んだりはした。その程度の関係(?)。

だから、展覧会には特別の感動はなかった。
ファンにはたまらないのかもしれないけれど、規模も小さいし、原画だから感激ということもないし…と雑念が入ってしまう。
市の歴史資料など常設展示も含めて楽しんだから、損をした気はしない。
博物館や美術館は好きな空間。例年通りならば、行くだけで落ち着くし満足する。でも今は、マスク必須で周囲との距離も常に気にしている状況であり、心から安らぐことはできない。残念なことだ。

 

 

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郷土博物館の近くには、フランス風のクレープ屋さんが開店していた。
曜日ごとにカレー屋やカフェ、そしてクレープ専門店などが入れ替わるスタイルの、民家改造でナチュラルな感じの場所。
コーヒーと小麦粉のクレープ(シュガーバター味)を食べた。

今日のおすすめセット(少しお得な価格)がキャラメルのクレープとお茶で、そちらを選べば良かったのかなあ、どうしてまた砂糖とバターなんて最もシンプル(貧相)なクレープを選んじゃったのかなあ、と待っている間は後悔もしたけれど、十分においしかったから良しとする。
街で食べる生クリームとフルーツの暴力装置みたいなクレープも好物だが*1、このぺろっとした飾り気のないクレープも良いものだ。
特に、窓が開け放たれて、夕方に近い日差しと冷たい風のなかで食べるそれは、とても雰囲気が良い。

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そんな1日。
郷土博物館のある蓮華寺池公園は自転車の乗り入れが禁止されているので、ぐるっと池を散歩してみた。海から遠いのに、カモメが目立つ不思議な公園だ。

 

 

*1:最近めっきり食べていない

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