街は動きはじめ、僕は眠り続けた。

今日から讃岐うどん店は、営業自粛要請が解除された。
商店街にもそれなりに人が戻ってきている様子。

自転車で少し郊外を走ってみたけれど、海沿いの道ではバイク乗りの集団も多く見かけた。

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ガイドブックに載っているようなうどん屋では、さっそく行列ができていた。
普段よりはささやかなものだが、それでも行列である。
いきなり平時の感覚に戻れる人達に、ちょっと驚いた。気が緩むのが、早すぎないだろうか。

万が一、の話ではあるが、次に讃岐うどん店が”感染源”となる可能性もあるのだ。そうなったら、また店のうどんを食べられなくなる可能性がある。
だからせめて、スーパーマーケット程度の距離感や配慮は、客側に必要だと思う。店はトングの共用をやめたり、席を離していたりと工夫をしているのだから、僕たちもできる工夫はしていかなくては。

 

海沿いの景色の良い公園(ベンチと東屋がある程度のスペースで、瀬戸内海を見渡せる)や、前述の讃岐うどん屋さんに立ち寄ろうと思って外出したのに、なにしろ人が集まっているので今日は止めておいた。
こんな時くらい、バイク乗りの人達は「個人行動」で楽しんでもいいんじゃないかな、と思ってしまう。複数人が集まらないとできない趣味でもないだろう。

神経質になることは、現時点で悪いことではないと思う。
僕も受けたような、ナンバープレートによる差別、医療関係者への忌避、そして休業しない店への嫌がらせのような「自粛生活」は問答無用で駄目だが、だからといって、今はまだ呑気に暮らせる状況ではないと思う。

個人的には、この過ごしやすい季節のうちに、収束を図るのが良いと思っている。終息までは無理だとしても、全ての都道府県で検査と隔離の体制が機能するくらいには、感染者数を減らさなければ、その先まで語ることはできないだろう。

 

お菓子の包み紙

お菓子の包み紙

  • 作者:甲斐 みのり
  • 発売日: 2017/06/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

しかしまあ、街に人がいる風景自体は、なんとなくほっとする。
理由が理由なだけに、先週中頃の、あの人の少ない商店街はとても不気味だった。普段から、お年寄りばかりのアーケード街であってもそうなのだから、都会はもっと大変だったと思うし、これからもそれは続く。

 

ところでそんな日曜日だが、自分は少しの外出を除いて、ほとんど家にいた。
図書館から借りた本は読みたいし、急いで作る画像データもある。
ベランダの掃除もしたい。

部屋で読書をするときは、リクライニングチェアを使うか、ベッドに寝ながらのことが多い。今日はベッドでの読書だった。
読んでいる本の内容が悪いのか、これがもうひたすらに眠い。
指をページに挟んだまま数十分寝て、少し戻って読み直して、またしばらくして寝る。そういう読書をしていると、まるでお話が進まない。

明日からは、もう少し頑張ろうと思う。連休含め、のんびりしすぎている。

 

壁 (新潮文庫)

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お題「#おうち時間

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