するめだいこん

特に書くべきことが無い月曜日。連休中だが天気も悪いし遠出する予定もないので、全体的に地味な1日だった。

良かった事といえば、虹を見たこと、読書が捗ったことくらいか。
虹は午後の早い時刻だったこともあり、かなり大きく見えた。雲の切れ目が上手い具合にできて、かなりはっきりと見ることができた。
読書の進行具合は、つまり他の諸々を放っておいた結果でもあるので、一概に良いとは言いがたい。頁は進むが読み終えてみたら面白くない作品だった事はまた別の話*1

 

東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)

東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)

 

 

なのでスルメと大根の煮物について書こう。
先ほど作ってみた。

先日の観音寺市探索で食べたうどん*2が美味しかった。いりこだしの濃い風味が気に入ったのだ。いりこのような、魚介の強い味がする煮物を作るのが今回のテーマ。
もちろん観音寺ではいりこを買ったが、そのままでは芸が無い。乾物庫にあったスルメを使うことにした。

スルメは寝る前に水に浸しておいた。昆布も一緒に漬けておく。
スルメは多め、昆布は控えめ。たぶん昆布は無くても良い。

大根は下茹でしておく。僕は手抜きをして、電子レンジで火を通した後に少し水に晒しただけ。丁寧に下茹でしたほうが大根臭さが抜ける筈だ。この辺はお好みで。

昆布は回収する。
スルメは取り出して、小さめに切って、鍋に戻す。

鍋の出汁を沸かしながら、みりんと塩で調味する。醤油は香り付けのみ。生姜を少しすりおろして入れて、最後にナンプラーも投入。ナンプラーはスルメと同じく、魚介の強い味を足すため。

この時点で、関西うどんに近い、色の薄い出汁ができている。色々と足してもスルメの風味が強いはずだ。

大根を入れて、あとは静かに煮るだけ。僕は保温調理鍋を使った。

味見してみたら、上手くできていた。美味しいからではなくて、目論見通りできたから、今回は成功。

スルメを使った料理なら「いかにんじん」が有名。にんじんが合うのなら大根でも、大根なら煮物が、と連想した安直な料理。
応用で「スルメにゅうめん」「スルメ雑煮」ができそうな気がしてきた。
しばらくはスルメやいりこ出汁ばかり使いそう。ちょっと臭みがあるくらいの汁物に、薬味やハーブを効かせるのが好きなので。

 

乾物を出汁にした煮物は、今回のような味付けも良いが砂糖や醤油を多めにした北関東-東北風も美味しい。いかにも冬の味になる。

 

するめ映画館

するめ映画館

 

 

では寝ます。明日が個人的な連休の最終日。そろそろ生活のリズムを取り戻さねば。おやすみなさい。

 

うちの乾物料理

うちの乾物料理

 
47都道府県・乾物/干物百科

47都道府県・乾物/干物百科

 

お題「今日の出来事」

 

*1:ちょっと凹んでいる。無駄な時間を過ごしてしまった気がしてならない。

*2:餡餅入り白味噌仕立て

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。