今日もまたガイド付きのツアーに参加した。というか基本的に資格のあるガイドがいないと、ガラパゴス諸島ではどこにも行けないのだ。
船に乗って別の島やビーチに行き、説明を聞きながら歩く。軽めのトレッキング程度の運動量。
泳ぐのはシュノーケリングが基本。人生初のシュノーケリングを日本語が通じない南半球で行い、あろうことかサメに遭遇した。サメはざらっとしていたが、山葵おろし程ではない。おとなしい種類と知っていても緊張してしまう。
例によって本日も通信環境が良くない。北米でもエクアドル本国でも使えるSimカードを使っているのだけれど、きちんと接続できない時がある。繋がっても速度が遅い。日本では最近聞かない「電波が弱い」状態である。
今回の宿はインターネット環境が無くて(多くのホテルがそうだという。絶海の孤島なので通信コストが高いのだ)画像を送るような時はカフェに行くのが手っ取り早い。カフェはあちこちにあり、とても美味しくて安く、そして無料のWi-Fiが使える。
でも今日はもうコーヒーを飲む気分では無いので、遅い通信速度を我慢しながらこうしてスマホで日記を書いている。
先ほど夕方を食べてきた。昨日も行った屋台街。安くて美味しい。最後の夕食、奮発してロブスター(アメリカのロブスターではなくて所謂イセエビ)を食べた。20ドル程度。他のメニューは10ドルから15ドル、ステーキのプレートはもう少し安い。
通信環境が無いと夜は本当に暇だ。ナイトクラブやバーは多いし、レストランだってずいぶん遅くまで開いている。でも全部、僕には縁がない場所。
幸い、良く歩き、そして泳いだので、夜はすぐに眠くなる。念のため持ってきた睡眠薬は使っていない。肩こりさえ軽減している。
街のかたち、ツアーの仕組み、宿の使い勝手、それらが脳内で定まった頃に帰国となる。もったいない、でも仕方がない。