いつもの駐車場に車を停めて、いつものお店に向かう。
ただしほんの少しの気まぐれ*1で今日は歩くことに決めた。
自転車ならあっという間だから大したことは無いだろう、という判断なのだが、これが以外と辛い。
普段、徒歩か否かを判断する距離としては、やや遠い気がする。歩けない距離ではないのだけれど、なにしろ今日は暑かった。
日陰がほとんど無い表通りを歩くのは嫌で住宅街に入って散歩をしていく。目的地は想定よりも遠いが、古い住宅街は見ていて飽きないからずんずん歩けてしまう。おもわず、ちょっと気になる横道に逸れて、ますます歩く距離が増える。
そうやって辿り着いたのが「Atelier Petit* Calin」。
カフェのカウンターで、冷たいチャイと、オレンジの載ったレアチーズケーキを楽しむ。この2つの選択は素晴らしい。選んだ自分を褒めてあげたい。梅雨入りしたうえに快晴で蒸し暑い休日の午後にぴったりの組み合わせだった。
帰りも当然、歩く。
普段、運動不足解消のために歩く人ならばどうという事のない距離だとは思う。僕だってしばらく運動不足気味で、自転車ではなく徒歩を選んだ気まぐれの理由にもその“ちょっとした運動”が含まれている。
でも30℃くらいはあって、しかも普段は折り畳み自転車で快適に進んでいる道程である。普段の速度ではないというだけで、どこか損をした気分になる。
良かったこともある。
歩くことで見えてくる景色、聞こえる音は当然ある。
前述の通り、自転車よりも運動になった。
自転車というのはずいぶん効率の良い乗り物なのだと再認識できた。
たぶん来月には無理だろう。
暑くて不快で、気まぐれに歩く選択肢はまず無い。今日は6月にしては猛暑だとしても、日陰では過ごしやすいし、歩いていてもなんとか凌げる陽気だった。長袖シャツは脱ぎたくなったけれども。
そして今日はひとりでお留守番なので、好きなものを好きなだけ食べることにする。というわけで、先ほど「You&Me Cookies Bikini*2」でかぼちゃのプリンを買ってきた。
いま丁度、父の日のギフトやクッキー、ケーキが並んでいて、可愛らしさと洒落っ気がさすがのバランス。見るだけでも楽しかった。