ごま雑煮

唐突に、雑煮を作った。
お昼休みに帰宅して、さて何を食べようかと考えたところで、ぽっかりと空白が生じた。意識を失ったわけではなくて、食べたいものがまるで浮かばない。

そういう時は冷蔵庫を開いて考える。
主に野菜室に相談する。

大根があった。椎茸もある。
それから小さく切った鶏肉と、かいわれ大根

とりあえず大根を薄く細く切って、椎茸や鶏肉とともに薄い出汁醤油味で煮ていく。

餅を発見したので、この“とりあえず汁”は雑煮に変化させることになる。悪く言えば状況の奴隷だ。しかし1人分の昼食を悪く言うこともない気がするので、臨機応変と言い換えておく。

餅は丸餅。サトウの餅は全国どこででも買えるのだが、静岡において丸餅は珍しいかもしれない。どちらかといえばスーパーのプライベートブランドのほうが、個装された丸餅は手に入りやすい。

 

 

その丸餅は焼く。
味付けはどうしようか、と考えて胡麻味にしてみた。

すりごまと、芝麻醤を適当に投入。胡麻油も少し垂らす。
塩気は味噌で少しずつ足す。
胡麻だけ大量に使うのも勿体ない気がして、というよりも余ったものを活用すべく、きな粉も入れてしまう。

ややどろりとした見た目の、あしらいとしてのかいわれ大根が壊滅的に似合わない雑煮が完成した。

味はとても良い。
味噌ではなくて、醤油味でも良かったかもしれない。
ここまで味がしっかりしていると、根菜類を充実させたくなる。牛蒡があればたぶんもっと美味しくなった。

今日はハードな会議があって、正直なところ疲労している。
というわけで、今からお風呂に入って、早めに寝てしまいたい。
早起きしてレザークラフトを進めるライフスタイルを明日は試そうと考えているのだ。早起きできなかった場合、ただ睡眠時間が長くなるだけ。それはそれで素晴らしい。
つまり眠いのです。理由はわからないが、とにかく今、眠い。お風呂で寝ないように頑張ります。

 

 

お題「好きな作家」

お題「今日の出来事」

アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)

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アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)

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 そういえば、あの「火星の人」の作者が新作を出したのだった。
電子書籍で即購入。
「火星の人」は大好きな小説。映画の「オデッセイ」も最高だった。

 

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

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