今日を一言で説明すると、「苺パフェを食べた日」となる。
パフェの発想と組み立て: 食感・甘味・風味のバランスのとり方から盛り方まで 作り方のコツとテクニック
- 作者: 藤田統三
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2017/05/10
- メディア: 単行本
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昨日の夜は微熱が続き、何度も目が覚めた。そのせいか、今日はやや遅くまで寝ていた。9時前には起き、体調がほぼ回復したことを確認し、とりあえず午前中は平穏に過ごした。多肉植物の植え替えとか、昨年に収穫したまま放置していたフウセンカズラの脱穀*1とか、そういう庭仕事を片付けてしまう。
フウセンカズラはたくさんの実を付ける。
枯れても袋の中の種はそのままだから、他人に配る、あるいは播くためには種を分けなければならない。自分用に使う分は数個だから数秒だが、採れた実の種を全て回収するとなると一手間かかる。秋か冬に済ませておけば良かったのだが、適当な容器に実を詰めてそのまま忘れていた*2。
がさがさの実をバケツに入れ、適当に践んで潰していく。そして別のバケツに移す。種はだんだん底のほうに溜まるので別に回収する。
細かい実の薄膜は、種ごと平らな容器に移せば風で飛んでいく。
文章にすると簡単。しかしバケツ2杯分の実から種だけ回収するのに、30分はかかってしまった。
午前中はそんな感じの、目に付いた細かな家事雑事を片付けているうちに終わってしまった。
せっかくのゴールデンウイーク、もう少しカラフルに過ごしたい。
というわけで午後から静岡市清水区の「Pappus」にまで足を伸ばす。
今日はとても混んでいた。
小さなお店にありがちな、ある5分間に客が集中する状況に遭遇してしまった様子。
ほとんどケーキは売り切れで、焼き菓子かパフェがある状態。苺パフェは食べたことが無かったため選んでみる。
一緒に注文したカフェオレに合ったのか、今思い出してもよくわからない。
ただこの店のカフェオレは美味しいので、そしてパフェも美味しいので、失敗した組み合わせではないと言える。
しっかり美味しい素敵な苺パフェだった。
酸味の効いた苺シャーベットやアイス、ババロア的な苺味の美味しい何か、そしてもちろん苺の果実。それほど大きくはないけれども、一般的なパフェにありがちな「かさ増し用資材」がほとんど存在しないためか、不思議な満足感がある。
名産地にある、苺の実を贅沢に使った苺尽くしパフェも良いのだが、ケーキ作りの専門家がきちんと考えて作った品はまた別の素晴らしさがある。
パフェの日だった、と書いた。いや、上記のようにフウセンカズラ関連の作業も終わったし(今年の蔓植物も仕込んだ)パソコンのメンテナンスもして、小説だって1冊を読破し別の2冊を併読している。だからパフェだけの日ではない。
しかし全体の印象として、今日の印象は、やはりPappusの苺パフェだ。それだけが輝いている。2018年5月4日はパフェの休日、それで十分。