夕食のあと、とてつもなく眠くなった。
Kindleを持って布団に入り、読書をしながら5分後くらいには寝てしまったと思う。2時間ほど寝て、先ほど起床した。
今日は特に疲労した記憶はない。
半ば研修といった雰囲気の、ゆるい日帰り出張だけで仕事は終わってしまった。会社の偉い人達に同行しあちこち移動はしたが、運転もせず、行った先でも好き勝手に見物させてもらっただけ。しいて言えば屋外を歩く時は寒かったことぐらいしか、負担らしきものはない。これで給料を貰えるのだから楽なものだ、と思ってしまったくらいだ。
ではなぜ眠いのか。
お風呂で考えていて、もしかして餃子かもしれない、と思い当たった。
我が家の餃子は、野菜多めの肉少なめ、小さく包む。にんにくは隠し味程度で、ニラも使わない。鉄鍋にぎっしり敷き詰めて焼き上げる。
タイプで分類すれば、浜松餃子の亜流だろう。
これを、かなりの数量、焼き上げる。
僕はご飯は抜いた。それでもお腹いっぱいになる。
副菜は茹でたモヤシ、これも餃子と同じく好きな味付け(酢、醤油、豆板醤、一味唐辛子)で食べる。
この餃子の夕食の後、眠くなることが多々あるような気がした。
こうして日記をつけていても読み返さないし、それ以外に食事と睡眠の記録などつけていないから、あくまで印象だけなのだが、でも確かに何度か、「餃子で満腹→睡魔」があったと記憶している。
だから何だ、という話では有る。
風邪薬の注意書きみたいに、餃子の後は機械操作や運転はしないでください、と自分に言い聞かせるわけにもいかない。逆に睡眠薬代わりに使うのも(手作り餃子の手間を考えると)タイミング的に難しい。
脂と炭水化物と肉のカクテルが、ぐぐっと血糖値なり何なりを押し上げて、身体に“異変”を起こしているのかもしれない。
僕の身体設計に特有のバグみたいなものだったら、それはそれで面白いと思う。
ともかく今はそれほど眠くない。
こういう日は、夜更かしする傾向にある。そして、翌日以降の予定に響いてしまう。それはよくない。たった2時間の、しかも餃子による睡眠で休日を台無しにするわけにはいかない。
だから断固として寝る。餃子には頼らずに。
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