本と義爪とドーナツ。

 

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読み終えた本を処分した。いくつかを街の古本屋に渡し、漫画や文庫本はBOOKOFFで売って。約4000円を得た。

そのお金でドーナツを食べた。もちろん4000円分食べたわけではない。
「本を売ったお金」をドーナツに使うのは、とても格好悪い気がする。なので財布に入っていたお金でドーナツとコーヒーを買い、今日の4000円は別の高尚な何かに使う、という考え方を採用する。
今日はシナモンのドーナツと、ポン・デ・リングの「小倉トースト」味と、ココナツのドーナツを食べた。小倉トースト味は、なぜかみたらし団子の味がほんのりと感じられた。シナモンドーナツがいちばん美味しい。この想いが伝わって、シナモン・クランツがミスタードーナツの定番商品になれば嬉しいのだが。

 

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昨日の夜に切り飛ばした左手の爪は、今はほとんど痛くない。何かにぶつかると声を出しそうなほどに痛むけれど、昨日のような敏感さは全く消えた。あと数日もすれば、普通の皮膚と同じような感覚になると思う。傷もかさぶたになっている。
しかしやはり、指の先が無防備なのは痛いし気になる。昨晩は簡単なカバーを自作して寝た。今日もプラスチックの薄板(錠剤の包装を使用)で欠損部を覆い、上から絆創膏を貼って固定していた。

女友達に「爪の欠いた部分を覆うために、イミテーションのネイルを買ってきてくれ」と頼んだのだけれど、100円ショップでも1パックで80枚くらい入っているという。そんなにはいらない。100円は惜しくないが、無駄は嫌いだ。
僕と同い年なので、友達も自前のネイルは持っていない。そもそもネイルの話にはあまり乗り気では無いみたいだった。自身が身につけない、あるいは興味のない装身具に関しては、大抵の人は多くを語りたがらない。僕だって、金の腕時計やブランドバッグについては、興味も無いし会話が弾まない。敵視とまではいかないが、イミテーション・ネイルもそういうものなのだろう。

ともあれ、色々と調べた結果、要はプラスチックの爪を、両面テープで貼り付ければ良いと判明した。整形外科医院でも同様の処置をするらしい。

というわけで、昨日の一時しのぎの品よりは耐久性のある、蒸れない「義爪」を作ってみた。ただし材料がサーティーワンアイスクリームの小さなスプーンであり、つまりは鮮やかなショッキングピンクなのでそのままでは使えない。
今は白か透明のプラスチック素材を探しているところだ。

 

 

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