入校式

宝くじの1等賞に当選した夢を見た。
銀行の奥の応接室で手続きをして、とりあえずお金は銀行口座へ入れた。親族間で骨肉の争いにならないように、そして堕落しないように、分配と貯蓄のやりくりをした。
わりと上手く対応できていたと思う。全てが円満に終わり、一息ついたところで目が覚めた。
考えてみたら、僕は宝くじを買っていない。それに、夢の中の設定では、1等賞は5000万円だった。いかにも貧乏臭い。




 
今日から、経理事務の学校に通う。本日が入校式。
この前の「受講資格選考面接会」では、服装の選択をミスしたので(僕だけカジュアルな服で、他の人達はリクルートファッションだった)、今日はスーツを着ていった。
しかし今日はほとんどの人が、普段着だった。ひざ掛けをしている女性もいた。せいぜい"少しかしこまった”程度の服装。


3ヶ月間勉強して、簿記の検定を受ける。びっくりする位たくさんのテキスト(全部で12000円)を貰った。ちらりと中を見たが、書かれている言葉が全然わからない。合格どころか、授業についていく自信が無い。


3分間の自己紹介をした。これも将来の就職活動の練習の一環。
僕はこういう場面が苦手だ。全く問題なく、ぺらぺらと喋れる時も多い。しかし駄目な時は、声は震えるし、言いたいことの半分も言えずに終わる。今日はそのパターンだった。
何故か両極端な反応しかできない。いつでも元気に喋れるか、少なくとも中庸を保てれば良いのだが、なかなか上手くいかないものだ。



帰りに無印良品に寄って、12桁表示の電卓を買った。明日から「良品週間」なのだが、すぐに必要になるので。別にカシオでも何でも良いのだけれども、見た目で選んだ。
電卓買った。
今日はじめて気づいたのだが、会計事務を学ぶという事は、あの異様に素早い電卓操作を習得するという事なのだ。
僕は普通にテンキーを打つ事さえ苦手なのだ。もう、今から嫌になっている。
それと、前の職場では、どういうわけか(たぶん欧米の方式だろう)、4桁ごとにコンマ(,)を打つ習慣がついていた。世間一般(もちろん簿記の世界でも)は3桁でコンマを打つので、早く慣れなければ。
コンマ以前の問題として、僕は桁数の大きい数字を把握するのが苦手で、いつも「いち、じゅう、ひゃく、せん...」と数えなければ数字が読めない。これも克服しないとまずいと思う。



研修所の雰囲気は、スポーツジムに比べると(比べるほうが違うとは思うけれど)サービスは悪い。設備も古い。たぶん英会話教室等よりもいい加減(悪い意味で)だろう。
しかし自動車教習所等よりはずいぶんまともだと思う。



とりあえず、明日からはお弁当生活。
交通費も手当も出るから、ずいぶん恵まれている。居眠りと、落ちこぼれないかが心配だ。



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