以前、このブログで「アヒージョ」について書いた。
確か書いたのだと思う。僕自身は覚えていないが、知人が読んだと言っていて、そして「シャコのアヒージョ」という缶詰をくれたので、たぶん書いたのだろう。
缶詰でアヒージョ、そしてシャコ。珍しいし、面白いアイデアだと思う。味も雰囲気もご馳走っぽいおつまみ、という感じ。
もう少し量があれば贅沢さもひとしおだが、だがこれくらいが酒の肴としては良いのかもしれない。僕は湯煎して、ごはんのおかずに食べた。焼いた葱を添えてみた。
シャコがあれば、アヒージョ自体は簡単に作れそう。
しかし僕の住む土地では、シャコは一般的な食材ではない。寿司屋に行けば置いてあるし、季節によっては大きなスーパーマーケットの鮮魚コーナーでも見かけた記憶がある。ただし売っていても、小さなトレーに数匹が並んでいて、それなりの価格だった。
関西や瀬戸内のほうに行くと、ザルに山盛りで売っているところがある。京都の市場でも安かった。三重県でも普通にスーパーマーケットで扱っていて、量から考えると“お惣菜向け魚介類”の値段だった。
シャコは好物だ。なかなか最近は買う機会が無いが、いつか飽きるほどに食べてみたいと思っている。日本海側のカニ類よりも、山盛りのシャコのほうが憧れる。
で、そのシャコをオイル煮にするのだ。
これは美味しくないはずがない。にんにくは控えめ、セージとかローズマリーといった、強い香りのハーブが合いそうな気がする。
ぴりっと辛くしたらどうだろう、塩も強めにして、などと妄想が広がってしまい困っている。
ともかく今日は「シャコのアヒージョ」を食べた。
美味しかったです。