さつまいもプリンと桜えび。

 

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今日のおやつは、「つきさむ」の、さつまいものプリン。

カボチャやイモを使ったプリンは、独特な細粒の滑らかさが持ち味だと思う。その点、このプリンは実に良かった。甘みも、さつまいもらしさが生かされていた。ちょっと苦めのカラメルソースと、何か不思議な風味(上手く説明できないが、さつまいもの素朴な香りが関係していると思う)が、他には無い味わい。
プリンの固さに関しては各人の好みだと思う。僕はこの、しっかりしたタイプが好きだ。
そして何より、この店のプリンは大きい。といっても、ジャンボサイズとか大盛りな訳ではなくて、過不足を感じないサイズなのだ。
切り分けて供されるプリンの場合、ほんの少しだけ物足りない量の店が多々ある。そんな現代社会において、この「多めのコーヒーと同時進行を可能とするサイズ」なことは、美点として特筆しておきたい。

「つきさむ」の良いところとして、この「多めのコーヒー」は忘れてはならないだろう。50円の追加で得られる満足感は、特に読書をしながらのおやつ時間で効果が高い。カップの中の余裕は、すなわち心の余裕であり、豊かな休日には欠かせないのだ。


そういえば今日は、コーヒーの種類が増えていた。定番の「アルプスブレンド」に加えて、モカやマンデリンが選べる。これで、今日は浅煎りの味が飲みたい、といった要求にも応えられるわけで、これは2015年初頭における善き事柄として高く評価するものであり、簡単に言うと、とっても嬉しい。

 

夕食は、静岡に帰省中の、そして今夜には東京に帰る友人との会食となった。
JR静岡駅の駅ビルにある、静岡の郷土食も扱う居酒屋みたいな店で、桜えびのかき揚げ定食を食べた(写真は無し)。

桜えび、確かに静岡の特産品だが、まるで“ご馳走”感が無い。
いつも乾物として家にあるし、家でかき揚げといえば桜えびで、例えば土曜日の昼食に焼きそばを作る時などは必ず使う。かといってソウルフード的に欠かせない品では無い。この桜えびの立ち位置、他所の土地では何にあたるのだろう。
生の桜えびは季節のご馳走といえるかもしれない。でもあれも、「いつか山盛りで食べたいな」といった贅沢とは、ちょっと違う。

静岡県中部、こういう地味な食材しか名産品が無い。たまに帰省する友人、それから県外から来る知人をもてなす際には、わりと切実な問題になる。
ミカンと緑茶では宴にならない。そもそもミカンは、他の県の名産品でもある。
清水区の「イルカのタレ」は下手物というか、地元の人でも「そんなに旨いもんじゃないづら。まあ珍味だね」という評価であり、見た目は「ゴジラビオランテ」に出てきたゴジラの皮膚片にそっくりであり、さらに「イルカ食」という、なかなか難しい問題を孕んだ品なので、あまりおすすめできない。
ワサビは好きだけれど、土産物の「わさび漬け」に対しては、よしもとばななの「N.P」か何かに「あれ美味しくないよね」とか書かれていて、なんとなく「確かに、そんなに美味しいものでもないよね」と思うようになってしまった(もちろん饗応にも向かない)。きちんと酒粕とワサビを買ってきて手作りすると、とても良いものなのだけれど。

 

今日はやりたいことの7割くらいは完了させた。
そういえば昨日の日記は、タイトルに「箇条書き」とあるが、全く箇条書きでは無いあたりから、疲労の度合いがわかる。たぶん箇条書きで済ませようと目論んだのだろうが、疲れている時ほど、だらだらと書き続けるものなのだ。元気な時は、何であれ、すぱっと小気味よく進行する。
つまり今日も、なんだか疲労が抜けていないので、充実した明日のために、さっさと寝てしまうことに決めた。では、おやすみなさい。

 

 

N・P (角川文庫)

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