夏の間ずっと休業中だった静岡のカフェ「つきさむ」が、営業を再開した。ずいぶん待った。店主さんは、夏は店を閉めて、どこか高い山の山小屋に行っているらしい。
今日は開店と同時に満席、といった感じ。僕は最初のお客さんが一巡りした頃に行って、上手い具合に席がとれた。あまり遅いと、目的である「11月のごはん」が品切れになってしまう。なにしろひとりで切り盛りしているお店だから、混み合っている時は大変そうである。
月替りのランチセット「11月のごはん」は、以下の通り。これにカボチャのプリンと、コーヒーか紅茶がつく。僕はコーヒーを選んだ。
- ごはん
- 味噌汁
- 豆腐のフライ
- ひじきのマリネ
- 長芋とたまごのサラダ
- レタスとトマト
- かぼちゃ(酢のもの?)
いつも感心してしまう、面白い素材選び。豆腐のフライは塩味で、中身はただの豆腐なのに不思議と食べ応えがあった。付け合せのかぼちゃは、歯ごたえが楽しい。
苦手な長芋も美味しく食べることができた。ジャーマンポテト風の味付けなのだろうか、塩胡椒で茹で玉子と和えてある。そこにほんの少し添えてあるバジルソースが効いていた。
食後のカボチャプリンも良かった。いちばん好きなタイプのプリンだった。
そんな感じで、まあ有意義な土曜日だった思う。他にも色々とあったが、とりあえず「つきさむ」で食事とコーヒーが楽しめたことだけで満足。