静岡のいちばん暑い日

7月の初旬だというのに、おそろしく暑い。
39℃を超えたということで、静岡市が全国ニュースに登場していた。
その猛暑の一因となったフェーン現象を作った山、高草山の麓に僕は行っていたのだった。
確かに乾いた熱風がとんでもないことになっていた。まるで外国のような違和感。でも風景はいつもの静岡。
こんな暑い日が7月の4日目に来るなんて、今年の夏は大丈夫なのだろうか。それとも9月には早くも秋が訪れるのだろうか。昨年のように11月まで暑いようなことにはならないで欲しい。

 

 

 

これはお昼に食べたラーメン。
訪問先の会社で「お食事券」をいただいたのだ。
大昔の鉄道乗車券のような厚紙のそれを近所の中華料理屋や弁当屋に持っていくと、食事に替えてくれるシステム。タクシーチケットやコーヒー券にも似ている。
社員食堂が無く給食の配送も頼めない、少人数かつ人員が毎日変動する会社ならではの工夫だろう。我々のような外来者にとっても便利なしくみだ。

 

大抵のメニューは注文できるようだが、初めてのお店ということもあり「ラーメン」を注文した。
高齢の女性が応対してくれたのだが、聞き間違えたらしく「ラーメンと小さな炒飯」の組み合わせが届いた。
炒飯は不要だと伝えたが、「男ならそれくらい食べるべきだ」「どうせ会社の支払いなのだ」と言って下げてくれない。親切で言っているので、こちらも断りづらい。

 

なので、炒飯も食べたのだった。
納得はしていないが、おいしい炒飯ではあった。こういう味は家では無理だ。

 

6月の中盤から、外仕事の昼食において炒飯を食べる機会が妙に増えている。半ば偶然あるいは自分以外の要因で、いつのまにか炒飯がテーブルに届くのだ。
そろそろこの「炒飯の波」を終わらせたいところ。
ただし、自分ではどうにもならないような気がしている。昼食のたびにイタリアンレストランを選ぶわけにもいかないし、こんなに暑いとお弁当の用意も面倒なのだ*1

午後からは、最初に書いた高草山を挟んだ西側、志太平野の側に行っていた。主に焼津市に滞在していたのだが、こちらも暑い。夕方になっても蒸し暑かった。海風すら熱風なのだった。

 

 

 

思わず帰宅前にアイスクリームを買ってしまった。
しかし、夕食を食べて空調の効いた部屋で落ち着いた今は、もうアイスなんて食べたくない。クッキーかマドレーヌが食べたいのだが、そういう素敵な焼き菓子は備蓄していないのだった。全く、ままならないものである。

 

お題「わたしの仕事場」

*1:クーラーボックスと保冷剤があれば大丈夫だが手間がかかる。本気で電動クーラーボックスの導入を考えている。

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