昨日に引き続き、今日も寒い。
諸事情あって自宅でのパソコン作業をしている。
自室にいる限りは暖かいのだが、廊下がひんやり。総合的な断熱性能が売りの家だったはずだが、それでも人のいないところは温度が下がる。
外にぶら下げた温度計は8℃を指していた。
気分転換と郵便物の投函を兼ねて外出した時は、薄着を後悔した。
これくらいの寒さは毎年当たり前なのだが、なにしろ数日前までが暖かかったので、寒さがどうしても「気になる」のだった。
そんな今日はパッケージに「寒い時に飲みましょう」という意味の英文が書かれている紅茶を飲んでいる。
「はちみつ紅茶」とシールには日本語でも書かれている。でも固形はちみつ等で風味が付けられているわけではなくて、はちみつに合うブレンドの茶葉ということらしい。だからはちみつは自分で用意しなければならない。
地元のギフトショップが作る品のようだ。
一般的な「はちみつ紅茶」は、お湯で溶ける固形蜂蜜が茶葉と共にティーバッグに封入されている。
自分で用意するタイプは初めてだ。
甘いものは好きだが、飲み物を甘くする習慣が無い。
だからどうしてもはちみつの量は控えめになるが、飲みながらずっと「これが正解なのだろうか」と疑念が浮かぶ。自分の好みなんて信用できない。
僕が飲みたいのは、おいしいはちみつ紅茶ではなくて、「正しい"はちみつ紅茶"」なのだ。
ずいぶんとみっともない事ではある。これでは”正しさ”の奴隷だ。
でも今日のような寒い日には、きちんとしたはちみつ濃度こそ、十分な効能*1を保証するはずだと思っているのだ。
自宅作業というのは、こういう余計な事を考えがちだ。
部屋と台所が近いのが悪いのかもしれない。
*1:「寒い日」対策としてのはちみつ紅茶