チーズケーキ / カーディーラーのマルシェにて

今日のおやつは「サワークリームトップバナナチョコチーズケーキ」。
週末のみ開くお菓子屋さん「Atelier petit carin」でいただいた。思えば久しぶりのイートインだった。

この店のコーヒーはおいしい。今日はチーズケーキフェアで、コーヒーもチーズケーキに合うブレンドだというので、ことさらおいしかった。

サワークリーム(略)チーズケーキは、いささか長い名前ではあるが、すばらしい味だった。チーズケーキに意表をつかれたのは何年ぶりだろうか。
バナナ味のスイーツは正直あまり好きではなくて優先順位は低い。でも今日は"ぴんと来て"これを選んだのだった。勘とは言語化できない経験の発露だというが、だとしたら自分の長い「スイーツ経験値」に感謝したい。
このサワークリームトップバナナチョコチーズケーキは、良い偶然、あるいは必然だった。

 

 

 

 

ところで今朝は、カーディーラーの主催するマルシェに行ってきたのだった。
このカーディーラーには車を注文してある。もう代金も振り込んだ。手続き用の印鑑証明も渡した。
その時に営業担当者は「6月の前半には車が届く」と言っていた。「お楽しみに」とも。

でも今日に至るも連絡が無い。
自分の基準では、6月18日は6月前半とは言えない。3分法では中頃、2分法では後半である。

でも電話で問い合わせるのも、なんだか嫌だ。
「おやおや餌をねだる犬みたいですね。新しい玩具が我慢できないんですか?」と、カーディーラーの人達に思われたら癪ではないか。

だから今日はさりげなく、マルシェに参加するという体で、担当者に(それとなく)聞くことにしたのだ。あくまでマルシェが目的だということで、金山寺味噌なども買ってみた。

金山寺味噌とクッキーを買ったあとに、うまい具合にカーディーラーの担当者氏と合うことができた。彼はエプロンを付けて、お子様達に綿あめを配っていた。

「こんにちは」と(さりげなく)声をかけたら、彼はとても驚いていた。
挨拶より前に「あっ!」と言って、なにやら焦りだす。
そして「お時間いいですか」と、商談コーナーへ誘導された。

実は、もう近日中に納車が可能だったこと。
既に車検証や車庫証明も入手していること。
車は営業所の裏にあること。
急ぎ連絡するつもりだったこと。忘れたわけではないこと。
明日と明後日は定休日であること。だから今週中盤に連絡するつもりだったこと。
忘れたわけではないし、わざと遅れたわけでもないこと。

そんなことを(エプロンを付けたまま)説明する。
「ほほう。そうですか」と僕が言うと、また「わざとじゃないよ。忘れていたわけじゃないよ」という意味の言葉を繰り返す。
僕はまた「ほほう」と言う。他に言うべき言葉など無い。怒っても仕方がないではないか。任意保険など最終的な手続きの算段も、その場で迅速に完了した。
とりあえず、今日このような偶然で納車日が決まったことは、上司や責任者にも伝えるようお願いしてカーディーラー(およびマルシェ)を後にした。

先ほど、支店長を名乗る人から電話があった。
ひたすら陳謝の後に、担当者の変更と再発防止に努めると言っていた。
「でも、わざとじゃないよ。車の生産がいきなり速くなって、現場は混乱してるんだよ。ご理解ください。お詫びにはならないけれど、撥水コーティングをさせてね」という意味の事も言っていた。

そんなわけで、車は次の金曜日に来る予定となった。
本当だろうか。
また何かしらの予定で遅れたりしないだろうか。
心から信じることができないでいる。とりあえず、今の愛車から細々した荷物を降ろさなければ。

 

お題「わたしの癒やし」

 

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