浜松駅前散策 浜松市楽器博物館、天丼、その他

仕事で浜松市を訪れた。
駅前の中心街に行くのは何年ぶりだろう。同じ静岡県でも、中部地方に住んでいるとずいぶん遠い土地である浜松、静岡とは違う趣がある。

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駅前はずいぶんと寂れていた。
タワーマンションは増えたし、電柱地中化や道路の整備も進んでいる。でも人間の数が少ない。そして、かつての繁華街は廃墟じみたビルが多い。

折りたたみ自転車で軽く流すには便利な街。ただ、市街地を歩いて楽しむには店も人も密度が足りない。延々と郊外みたいな雰囲気が続くところは、名古屋に似ているかもしれない。

JR浜松駅の東側、アクトタワーのあたりなどは、バブル崩壊寸前様式の豪華な公共施設やビルが連なるのに人の姿がまるで無くて、悪夢じみていた。

 

そんな浜松だが、せっかくなので空いた時間に楽しむことにする。
まず、お昼ごはんは天丼を食べた。

 

 

 

天丼

レトロビルの「かぎやビル」からすぐ近く、田町の有名店。
昼はカウンターしか無い狭い店だが、お客さんが絶えない。

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写真撮影やSNSでの評価・投稿は避けるよう張り紙があったから、写真は載せない。
昼に行くと、「天丼でいいね」と元気な老婦人が確認するだけのシンプルな注文となる。

天丼は

が乗っている。
どれもかりっとして衣は軽く、人気なのもうなづける。
他にお茶と味噌汁、そして漬物がつく。普段はアサリの味噌汁だが、今は不漁のため卵の味噌汁となっていた。

食べている途中で、小皿で「海老の海苔巻天」が届く。

いわゆる庶民の天丼屋だが、どれもきちんと手がかかっている。
油を切る動作は他で見たことがない。箸でつまんだ天ぷらを大きく何度も上下させていた。
紫蘇には薄く梅肉が塗られているし、海老天と海老の海苔巻とは味付けも違う。
そして、天丼といえばタレである。この店では、ご飯に天ぷらを盛ったら、たっぷりのタレをかける。そして蓋をして、丼をひっくり返す。蓋の隙間からタレが流れ出ていく。こうして、タレが存分にかかっているけれどべちゃっとしない絶妙の天丼ができあがるのだ。それほど濃くないタレだから、タレ多め派も少なめ派も満足する味付けになる。

いろいろと凝っていて、初めて行く人は驚くのではないか。僕は前に行ってびっくりした。浜松の街に行く機会があれば、とりあえず寄りたい店になっている。

goo.gl

 

 

浜松市楽器博物館

なんとなく立ち寄ってみた。
楽器が地場産業の市だから、楽器の博物館もある。
かなり立派とは聞いていたが、想像を越えていた。

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真面目に見ていったら3時間はかかるだろう。なにしろあらゆる楽器の実物が展示されている。
打楽器から電子楽器まで、しかも1つの楽器につき数種類が並んでいる。歴史や材質の観点でいくつかの楽器を並べる必要があれば、また展示が増える。
大きな輿みたいな楽器も、グランドピアノのご先祖様みたいなものも、模型ではなく実物がある。

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説明はわかりやすいし、映像や音も楽しめる。しかも、これだけモノが多いのに建物も展示品も綺麗なのだ。こういうワンテーマの博物館では、どうしても資料館的に「保存最優先」で手入れが行き届かないことも多い。この楽器博物館は、美術館のように清潔だった。

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今の時期だからか、人はまるで見かけない。たぶん今日は僕ひとりだった。
素晴らしい博物館。
音楽に興味がある人、楽器を弾いた経験のある人は、ぜひ立ち寄ってみて欲しい。駅からも徒歩圏だ。

 

 

 

 

ブラジル食材

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せっかく浜松に来たのだから…と南米食材も買い込んだ。
さすがにお店は多いが、いくつか巡った限りでは、僕の住むあたりと売り物は変わらない。少し安く、大袋の品が目立つくらいか。
パンなどは同じ会社*1仕入れなのだろう。新味はない。

しかしどういうわけか、中華料理の材料やベトナム、タイの食材も売られていて、そちらが珍しくて買ってしまった。

ブラジルらしいものも…とパンを買った。
ポン・デ・ケージョをシュークリームサイズにして、チーズ含有量を増やしたような軽いパン。明日以降のごはんにする。

 

 

自転車

ルノー・カングーに乗ったおじさんから、僕の折りたたみ自転車について「そんな変なかたちの自転車はフランス産でしょう?」とよくわからない断定をされた。
残念、イギリスの自転車です。変な機械はフランス以外にもあるのです。

 

仕事の合間に遊んでいたから、どうしても物足りないところはある。
特に楽器博物館は、もっと長く滞在したかった。といっても2時間は楽しんだのだが。
浜松城公園(リスがいる)や郊外も回りたかった。
しばらく浜松を再訪する予定がない。いずれ新型コロナ禍がおさまったら、のんびりと遊びに行きたい。

カングー&フレンチミニバン

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*1:南米のパンやケーキの類を製造販売する会社が県内にあるのだ。