スマートフォンが壊れた。
目覚まし用にアプリを設定していたのに朝に鳴らなかった。
結果として、寝坊した。
家族が起きて家事をする物音で目覚めたから良かったものの、これは大問題。
音が鳴らないどころの話ではなくて、電源がOFFのまま復帰しなくなっていた。
しかし、「機種名+起動しない」などの語句で検索をしたら、あっさり修理方法が見つかった。しかも動画付きで。ありがとうiMac。
英語と中国語の混在する説明ではあるけれど、なんとなくわかる。
なんとなくで携帯電話を分解するのは心配かもしれないが、別に自分の身体を切ったり縫ったりするわけではないから大丈夫。
「基盤の裏側にあるパーツ2つを細いニッパーで切り落とす」と手順にあった時は驚いたものの、もう裏蓋は開けてしまったし、代わりの機種もないので指示通りに破壊する。さすが大陸の機械はおおらかである(偏見)。
情報収集と実作業で1時間程度。これで本当に復活したのだから面白い。
ただ、少し不安はある。
スマートフォンは人間が設計した物だから、2つも不要なパーツが付いているわけがないのだ。そんな盲腸みたいなものを、ファーウェイの技術者が設計に組み込むとも思えない。
せめて、多少の不具合(処理速度の低下など)があったほうが、不安は和らいだはずだ。パーツが無くなったのになんの問題も生じていない今が怖い。
というわけで、先ほどから最近のスマートフォンについて調べている。
iPhoneにしようか、またAndroidにしようか、なかなかに悩ましい。正直、あまりお金をかけたくない*1ところだが、どうなることやら。
デジタル機器の選定は、時間がどんどん吸い込まれる性質があるから、今日は適当なところで止めて寝る。
明日はきちんと起きられるだろうか。
ちなみに、切り飛ばした0.3mm四方くらいの小さなパーツは、捨てられずに保管してある。ゴミでしかないけれど、感傷とおまじないの欠片である。