大道芸ワールドカップ in SHIZUOKA 2019

帰省して実家に滞在中。
静岡市の中心街で開催されている大道芸ワールドカップに行ってきた。
天気も良くてなかなかの賑わい。

今年はガイドブックも買わず、行きあたりばったりでの参加。となると、街を歩いていて偶然始まる大道芸を見るという流れになる。

それでも十分に面白いのだが、どうしてもハズレの芸人さんに当たる確率は増える。

ハズレ、というのは個人的な基準なので詳しくは書かない。
好きな大道芸ならわかりやすい。

  • 肉体や技巧が常人離れしていて「どうしてこんなことができるのか?」と驚かされること。
  • まるでフィクションみたいな非日常感

だいたいこの2点のどちらかが選考基準となる。
いきおい、海外からの芸人さんが多い。

 

街に溶け込んでいる謎の白塗りさん、歩きながら複数の風船を操るピエロ、そういう謎の存在も楽しい。静岡の街といえば大人しい雰囲気だが、この数日間だけはわけがわからないくらいに盛り上がる。

 

 

ところで大道芸といえばひとつ好きな瞬間がある。
芸が終わったあとの「投げ銭タイム」のときに、進行役スタッフが「ここからはお客様の時間です」と言う。なにしろ大道芸だから、100%楽しんで1円も払わないこともできる。でもここでは、お金を払うことが楽しみの1つ、観客側がイベントの主体になれるのだ。
実際、多くの人がにこにこしながら帽子やお椀にお金を入れている。僕も投げ銭を楽しむ。

何であれ無料で済ませようとする人が目につく昨今*1、アーティスト達へこうしてカジュアルにお金を渡せる世界は、間違いなく優しい。

 

ちなみに大きな脚立*2を持ち込み撮影に夢中な人たちは、まず間違いなく投げ銭なんて行わない。あれではお祭りとはいえない、と僕は考える。

 

他にも大好きなお店で大好きなものをたらふく食べたりもしたが、その辺は割愛。

 

個人的恒例行事としては、大道芸ワールドカップのスタートは浅間通りのBikini。ここで焼き菓子の類を買って食べるのが、この浮かれたお祭りの起点となる。もうずっと昔からの習慣。今年はレーズンサンドを食べた。この店のレーズンサンドはとびきり美味しい。

 

 

お題「もう一度行きたい場所」

*1:自分も「知り合いだから無料で!」と言われたばかりで、この種の話に敏感なのです。

*2:ルール違反だが悪質でなければお目こぼしされている。

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