太いうどん
仕事を辞めると決めた時に、たくさんの人(讃岐人)から実に多くの「おすすめのうどん店」を教えていただいた。
讃岐うどんの店、平日の朝から昼過ぎまでしか営業しないところも多い。転職活動中に行くべきである、ということだろう。
今日はそのリストの上位に位置する「ますや」に行ってきた。
自転車で川沿いを走り、閉店の少し前に到着する。既に揚げ物は少なく、うどんも新たに茹で始めるので10分ほど待つという。売り切れの時も多いと聞くから、遅めに入店して食べることができただけで幸運かもしれない。実際に自分の後にもお客さんが絶えなかった。
「肉ぶっかけうどん:冷」の小サイズを食べた。
太くてコシのあるうどんが好きな人にはたまらないタイプのうどんだ。自分が県外の友人知人を連れてくるとしたら、第一選択になるかもしれない。麺のコシこそ讃岐うどんのわかりやすい特徴なので。それに郊外とはいえ中心街から車で行ける距離で、広い駐車場もある。見た目もメニューもスタンダードな“セルフ式讃岐うどん店”というのも、外からのお客さん向けだ。
小サイズとはいえ量もたっぷり、甘く煮付けた肉の量も多くて、お腹いっぱいになった。
個人的に二度三度と連続して行く店ではないけれど、その辺のよくわからない店に飛びこむよりは遠回りでも食べに行くかもしれない。
こうして自分の中にも「おすすめのうどん店」リストが出来ていくのだ。血糖のほとんどが讃岐うどん由来の分子に入れ替わった今、自分が以前よりも「讃岐人間」に近づいているのがわかる。そのうち無理な車線変更も平気で行えるようになるかもしれない。
小豆島を検討中
天気やその他の事情を考えると、もし小豆島に行くのならば明日がベストと判断した。自転車を「島巡り」用に改装し、情報収集を行う。
午前中にはやる気十分だったが、今になってその気分が消え失せてしまった。
瀬戸内国際芸術祭の会期の合間に島を巡る、という素敵なアイデア(特に今は暇なのです)へのモチベーションが最近どんどん低下しているのだ。なんとしても今のうちに行っておきたいアート展示や施設、お店が思い浮かばない*1。
ガイドブックや、地元出版社が出しているガイド本を読んでも、他の用事に優先して、手間暇かけて訪れる気分になれないのだ。
理由は色々ある。いつでも行ける、という油断(?)。芸術祭に対する“飽き”も当然あるだろう。行けば絶対に楽しめるんだけどなー、と思いつつ今も迷っている。
そして先ほどインストールした、瀬戸内国際芸術祭2019のスマホアプリ(Android版)の出来が悪くて、またモチベーションが低下した。
いかにも急ごしらえの、スケジュールに何かあったみたいな品質なのだ。iPhone版はどんな感じなのだろう。
アプリの内容的にも、移動中のツールとして求めている機能が無くてがっかりしている。有料版でいいから(電子書籍でもいいから)きちんと使えるツールが欲しい。2019年なのだから、2016年とは求められる技術水準が違う筈だ。
とにかくそんな感じで、今ちょっと迷っている。
とりあえず早起きだけは試みる。それから先は、明日の気分次第だ。
きなこコーヒー
きな粉が余っている。
牛乳に溶かして飲めばあっという間に消費できるが、そのために牛乳や低脂肪乳を買うのも変な感じだ。料理に少しずつ使っているが、全然減らない*2。
先ほどインスタントコーヒーを淹れる(作る?)際に、試しにどばっと加えてみた。すぐに沈殿するためスプーンは必須。
安いカフェインレスコーヒー(味は悪い)との相性が良くなかったのか、コーヒーの苦みと大豆のクセが強調された変な飲み物になってしまった。今まで何種類か飲んできた「代用コーヒー」の親類みたいな味。
しかし飲めないほど不味いわけではない。日本経済がさらに没落してコーヒー豆を買えなくなった時は、この味でも十分楽しめる。でも、わざわざコーヒーを使って代用コーヒー味を作り上げるのは無駄でしか無い。
ふとひらめいて、黒砂糖をほんの少し、甘さを感じない程度に加えてみたら、昔懐かしい「炭焼コーヒー」に近い味となった。
コーヒーと合わせることが難しいと判明した今、きな粉の用途を再び考えなければならない。餅の在庫はあるが、それだけではつまらない。大量消費の方法を模索している。クッキーでも焼こうかしらん。