金曜の夜は帰宅が遅くなる勤め人は多いと聞く。
僕はお酒を飲む習慣が無いので、知識としては知っているが実感が無い。サザエさんで知るビジネスマン*1の習慣、程度の認識だ*2。
でも今週は色々と頑張ったし、ばたばたした割には順調だった。自分を労うために夜の街を彷徨ってきた。ここだけの話、僕は自分へのご褒美が大好きなのだ。
まず最初の店は、「キンコ ホステル+カフェ 高松 瀬戸内」の、カフェ。通勤路の脇にあって、ずっと気になっていたお店。
1階の広い空間がカフェとなっている。とても静かで、居心地が良さそう。今日は満を持しての入店となった。
チャイはスパイスが強めで好みの味。
レモンケーキも実に美味しい。
大きなテーブルを独り占めして、壁際にたっぷり並んだ書籍を適当に選んで読んで、明日以降の予定を思いついたらスマホに書き留めて、と存分に贅沢な時間を楽しむ。
宿泊施設の一部だから、長居しても大丈夫そうな雰囲気がある。ホステルを名乗っているのに押しつけがましいメッセージや雑な手作りの飾り付けが無いことも好ましい。トイレからテーブルから、全てプロの目と手が入っている感じ。
良いお店だった。
上記の如くここは通勤ルートの途中にある。
というか、仕事で「車も自転車も使う日」あるいは「仕事帰りに車で買い物に行く日」に使う安い駐車場*3が点在しているエリアである。たぶん今後も、週末といわず寄ることになるだろう。
ビールなどもメニューにはあるけれども、酔っ払いや煙草とは無縁の雰囲気な点も嬉しい。図書館並みに静かなのだ。
たくさん置いてある本のチョイスも良かった。これいいな、と思った本をさきほどインターネット通販で買ってしまった。
MAKE SPACE メイク・スペース スタンフォード大学dスクールが実践する創造性を最大化する「場」のつくり方
- 作者: スコット・ドーリー,スコット・ウィットフト,イトーキオフィス総合研究所,藤原朝子
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2012/11/15
- メディア: 単行本
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2軒目は、AEON。そう、あのショッピングモールのAEONだ。四国にもきちんとAEONは存在する。高松市には西に現代的なAEONが、東にやや狭くて古い世代のAEONがある。東の古いほうは「大型スーパー」の趣があって、なんだか懐かしい感じ。西のほうは体力がある時に行かないと疲弊する。ずいぶん遠く、市内なのかどうかわからないところには、典型的な「田舎にそびえ立つ大型店」があるが、僕は普段は行かない。
いつもマルナカとかマルヨシセンターといったローカルチェーンで買い物をしているので、別のスーパーマーケット、特に規模からして違うAEONに行くことは自分にとって夜の娯楽なのだ。
金曜日に買い物をすれば、来週の作り置きのための外出を土日にする必要がなくなる。半分はレジャー、半分は実用の時間。
野菜や果物、ヨーグルトなどを購入。
散々迷って、冷蔵のピザも買った。
3軒目は自宅アパートでピザとアールグレイ・ティーのセット。
つまり、先ほどAEONで買ったピザにチーズを足して食べた。
オーブントースターが最適、とパッケージには書かれていたが持っていない。オーブンレンジを余熱するのも面倒。
というわけで、電子レンジで加熱したあと、フライパンに移して両面を焼いてみた。
まずは表側を上にして焼く。裏側がぱりっとしたらお皿に移し、フライパンを被せてひっくり返し、こんどは表側を焼く。最初は溶けたチーズが貼り付くが、そのうちまとまってくるので、またお皿に移して完成。オーブン調理とは違う、全体が均一にぱりっとなったピザになった。
夜なのでカフェインレスの紅茶と共に楽しむ。
3軒目は余計だが、ともかくこうして金曜の夜を好き勝手に楽しんでいる。我ながらリーズナブルな夜遊びだ。
今からお風呂に入って、日付が変わる前に寝る。明日はどこに行こう。
全然関係無いが今日のお弁当。
五穀米ごはん、焼いたベーコン、スナップエンドウ、ニンジンサラダ、小松菜炒め、切り干し大根と若芽の酢漬け。
切り干し大根は、軽く水洗いした後に酢と「青菜とわかめご飯の素」と和えて一晩。簡単で美味しい。「カリカリ梅とひじき」も合います。