映画の時間が(例によって)間に合うかどうか危うい、という状況に陥り、断念。代わりに美味しいお昼ごはんを食べてきた。
静岡市の北街道沿いにある「つきさむ」。11:35という、早い時刻に到着。そのせいか今日は待たずに座ることができた。
「2月のごはん」は、こんな感じ。
- つくね
- 車麩の煮物
- 切り干し大根のトマト煮
- ほうれん草のごまあえ
- サラダ
- ご飯と味噌汁
- 食後にコーヒーとチョコレートプリン
車麩は大好物。ただし家では僕以外が好まないせいか、なかなか食べる機会が無い。だから、とても嬉しい。
つくねも素晴らしかったし、ほうれん草のごま和えだって、ほんの少し感じる程度の生姜が面白い味になっていて、なんだか楽しくなってしまう。
食べたあとはカウンターに乗せる。するとコーヒーやデザートが運ばれてくる。 #つきさむ #静岡市
いちばん印象に残ったのが、切り干し大根。
たぶん、切り干し大根を戻して、トマト缶で煮て、少しのバジルと塩で味付けをした、その程度の料理なのだが、これがめっぽう美味しい。ちょこんと乗った大豆も可愛らしい。
ラタトゥイユっぽい味付けを想像して貰えたら、たぶんそれがいちばん近い。大根の匂いは、ほとんど感じない。
切り干し大根はマリネにして食べると美味しいから、その流れ(?)で考えれば突飛ではない、のかもしれない。でもこれは素晴らしいアイデアだと思う。いつか真似をしたい。
午後のおやつに、城北公園の近くにある「Atelier petit Calen」でレモンタルトを食べた。
この店はどのケーキも可愛い。迷った末のレモンタルト。しっかり酸味が効いていて(瀬戸内のレモン!)、食べ応えがある。カジュアルかつ贅沢。
そして今回も、チャイを飲んだ。格別に美味しいCalinのチャイ。茶葉を買えば良かった。迂闊だった。
Atelier petit Calen
Open:毎週金・土・日(AM11:00~PM5:00)
帰りに図書館へ寄り道。
トイレを借りる程度のつもりだったはずが、つい立ち読みを始めてしまい1時間。城北公園の市立図書館は、建物は古いが居心地が良い。特に公園を借景にした側の窓際は、どの季節でも良いものだ。本を読んでいて、ふと顔を上げると外にメタセコイアとその他の木々が揺れている。絵のような、物語のような光景。
BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女〈下〉 (創元SF文庫)
- 作者: 山本弘
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
こうして居心地の良い場所と食べ物ばかり選んでいたら、今日は予定していた事の8割を先延ばしにすることになってしまった。しかしそれも悪くない。たぶん予定計画能力のほうが欠如しているのだろう。
映画は明日に観ればいい。
3月に行く金沢旅行の宿だけは予約した。
金沢の街を散策し、21世紀美術館に行くだけの1泊の旅。どこかお薦めがあったら、教えてください。コメントでもメッセージでも、お待ちしています。