タンメン風スープ

静岡の街に、ラーメンの“麺抜き”ができる店があると聞いた。まあ、不思議には思わない。あの料理はスープだけでも美味しいから、麺が無くても楽しめるだろう。

帰宅してさて夕食を作ろうと考えた時に(家族は全員、外出中)、ふとその麺抜きラーメンを思い出した。幸いなことに、豚骨ラーメンの素、みたいな品も冷蔵庫に放置してある。どうしてそんな中途半端なものがあるのか不思議だが、我が家では母が「塩分の多い既製品は、マニュアル通りに作る必要は無い。むしろ加減すべきだ」という考えの持ち主なので、たまにこういう余り物が発声する。

とにかくそのスープの素を使ってみる。
まず野菜を炒めて(白菜、タマネギ、ネギ、なぜか京にんじん)、さらに豚肉の薄切りも炒める。味付けは生姜のすり下ろしと、胡椒。
ああそうだとモヤシも追加。
お湯と前述のスープの素を投入して、完成。

ちょっと濃いめに作ってみた。ラーメン屋さんの味つけ。
そしてこれは、スープを飲まない。野菜をわしわしと食べて、肉を食べて、おしまい。普段、ラーメンを食べる時だって、スープはあまり飲めないのだから、別に不満も違和感もない。
きちんと美味しかった。下手な野菜炒めよりも、べしゃっとした感じがしない。あんかけよりも食べやすい。
しいて言えば、同じ味が延々と続くことが気になる。これはラーメンではそう思わないから、ちょっと珍しい体験だったかもしれない。

僕の夕食は、これでおしまい。お腹がいっぱいになったから、炭水化物は特に必要としない。平時の夕食に関しては、わりと融通が効くほうだと思う。

乙嫁語り 9巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))

先ほど、20分ほど、変な姿勢でしゃがんでいたため、膝が妙にこわばっている。買ったばかりの「乙嫁語り」のビニールフィルムを破って、少し読み始めたら止まらなくなってしまった。良い漫画。好き勝手に振る舞うのに全体としてバランスが良い、ってアーティストが世の中には少しだけいるけれど、この作家はそういうタイプだと思う。
それにしても美味しそうなパンだ。

ではお風呂に入ってきます。そして、漫画を読みつつ、寝ます。

 

 

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。