ステーキとコーンブレッド、そして100兆ジンバブエドル

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友人が婚約した。その祝いも兼ねて食事をする。
「肉々しいものが食べたい」と言う友人のリクエストに応え、ステーキを食べた。

というか、たまたま入ったBlue Books Cafeのランチメニューにリブアイステーキがあったので、それにしようということになったのだ。

この店、休日に混み合うのが難点だが、食べ物は美味しい。今日のステーキもとても良かった。付け合せのポテトが山盛り、粒マスタードも大量にあって嬉しい。

Blue Books Cafeは、ランチの際はコーンブレッドがおかわり自由なところが素晴らしいと思う。適度にもそもそした、卵の風味がしっかり感じられるコーンブレッドは、実際のところ1つで十分、2つだと食べ過ぎなのだが、それでもやはり食べてしまう。
コーンブレッドは好物だけれど、静岡ではなかなか食べる機会が無い。そういう点でも貴重な店だ。
単品で注文ができれば良いが、ランチタイムにはそれができない。それに、例えばコーヒーとコーンブレッドといった組み合わせで注文するのはちょっと無理があるのではないか。コーンブレッドはあくまで料理の添え物、という先入観があって、どんなに好きでもメインにはならない、という難しい立ち位置にある。
でもいつか、山盛り好きなだけ食べてみたい食べ物ではある。実は自分で焼いたこともあるが、人に振る舞ってしまって自分では一口食べただけだった。コーングリッツさえあれば作るのは容易いが、なかなか作る機会というか気運がやってこない食べ物でもある。

 

 

 

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全然関係ないが、Amazonから妙なものを薦められた。

父に頼まれて、彼の趣味である手打ち蕎麦の本を購入したところ「それを買う人は、こういう品も買っている。だから、あなたも買えばいいんじゃないか」と薦めてきたのだ。
それが、一時期話題になった「100兆ジンバブエ・ドル札:1枚1800円」。
ちょっと欲しくなってしまった。甥っ子に自慢してみたい。
デノミからずいぶん経ったから、文字通り“ただの紙”なのだが、これが通用していた時には100兆で何が買えたのだろうか。
それにしても、100兆という数字は大きい。ちょっと電卓を使ってみたところ、1秒に1ジンバブエ・ドル貰えるとして(昼夜連続で休み無しで)100兆ジンバブエ・ドル貯めるのには300万年かかる。300万年といえば猿人が石の欠片を振り回していた時代(だと思う。うろ覚え)。
なんだか気が遠くなってしまう。
これくらい大きな数字になると、科学の世界では10の累乗で示す。このジンバブエ・ドルが流通していた時代は、そういえばレジなどはどうやって印字していたのだろうか。

父に頼まれて本を買うようになってから(図書館で借りた気に入った本を、改めて買いなおす事が多い。近所の本屋に無く、気の利いた古本屋も少ないのでAmazonの在庫を当てにする事が多い)実に様々なものをAmazonに薦められるようになってしまった。手打ち蕎麦趣味の人達は、同時にアンティークカメラや高級洋食器や、そしてジンバブエ・ドルが好きらしい。よくわからない世界だ。

 

 こちらはジンバブエ政府が出品しているケース付きのお札。政府が売る、というのが面白い。寄付とか援助になるのかもしれない。

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