パイ風鯛焼きとカナダ人旅行者

休日。静岡市へ買い物に行く。
書店と服屋と眼鏡屋に入る。色々と迷って、ベージュのチノパンツだけを購入した。

 

昼食はイタリアン・レストランにて食べる。
職人さんが手で広げ、釜に長いヘラのようなもので入れてかりっと焼きあげたピザは、その素晴らしい手際のわりに美味しくはなかった。
「量に満足できなければ3枚まで無料で追加します」というのもよくわからない(でも1枚おかわりした)。
ちなみにリゾットは、炊いた御飯にホワイトソースを絡めただけ、という味だった。注文して5分で供されるリゾットなんて初めて食べた。

 

 

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おやつは、パイ生地を使った鯛焼き。

街外れの小さな鯛焼き屋で売っていた。買って、近くの公園で食べる。

食べる前に写真を撮っていたら、バックパッカー風の白人男性に声をかけられた。単に荷物の多いアウトドア趣味の単身旅行者かもしれないけれど、薄汚れていたからたぶんバックパッカー。それにしてもなんで静岡市の街外れの公園にバックパッカーがいるのだろう。
その時の会話は、だいたい以下の通り。英語と日本語、それに僕の筆談でコミュニケーションした。

*「やあ、それはゴールド・フィッシュ(金魚)かい?」
僕「いいえ。これはTAI-YAKIです。シー・ブリームがモールドされた日本のお菓子です。ゴールド・フィッシュではありません」
*「フィッシュパイ?」
僕「いいえ。中には甘くした豆のパテが入っています。このとおり(鯛焼きを半分に割る)」
*「オゥ!」
僕「食べてみますか?」
*「いいえ、ありがとう。それは何処で売っているの?価格は?熱い?」
僕「この公園を出てすぐ前の店です。200円でした」
*「行ってみるよ」
僕「旅行者ですか?」
*「カナダから来た。サカノ−ウエに行く途中。成田、小田原、新幹線、静岡」
僕「なるほど」
*「エイム・エートソン」(手をだす)
僕「〇〇_カトウ」(握手する)
エイム「じゃあ行くよ!」
僕「車があります。駅かホテルまで乗りますか?」
エイム「大丈夫、歩くよ」
僕「では良い旅を」
エイム「ガンバッテネ(日本語で)」

たぶんエイム・エートソンか、イーム・アトスンか、そんな感じの名前。フランス語のような英語を話す男だった。あれがカナダ英語なのだろうか。
映画ではたまに見かける「名乗って手を出す→名乗って握手」という行為をしたのは、生まれて初めて。
それにしても、英語といえば学生時代は赤点か赤点スレスレで、仕事でも使ったことが無いわりに、ずいぶん頑張ったものだと我ながら思う。メモ帳と、そこに描いたイラストが役に立った。
サカノ−ウエが何処かはわからない。それだけが、今もちょっと気になる。それと最後の「ガンバッテネ」も謎だ。

肝心のパイ・鯛焼きは、油っぽくて甘くて「ミスタードーナツが売りだした和風パイ」みたいな味わいだった。
あるいはサービスエリアで売られていそうなお土産菓子。それがスマートフォンより大きいのだから、ちょっとくどい。普通の鯛焼きのほうが好きだ。

 

 

共産主婦―東側諸国のレトロ家庭用品と女性たちの一日 (共産趣味インターナショナル)

 

 

 

 

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