クリームチーズ・タイヤキ

老化以外には考えられないのだが、両親の行動が少しずつ変になっている。それは日常生活に支障があるような水準と内容では無いのだが、それでもひやっとする場面が多い。

例えば、彼らはアスパラガスを全て収穫してしまう。
1本だけひょろりと葉をつけた茎があるけれど(さすがにそれは切らない)、それ以外は全て摘んで、朝食や夕食に使われてしまう。何度か「数本は残しておいたほうが良い」とは伝えたのだが、父も母もなぜか気にしない。「一年草だと思っている」とか「過酷な収穫に耐える作物だと想定している」といった一応の合理性を(正しいか否かは別にして)持ちあわせているようにも見えない。ただ、畑ににょきっと生えてくると、摘んでしまうのだ。
これはなかなか怖い状況である。アスパラガスにだけ無頓着な老夫婦。
この延長線上に痴呆があるのだろうか。まだそういう年齢では無い筈だが、そして数年前ならば「新芽を全て摘んで無事な作物は無いだろう。数本を残して成長させたほうが、今後の為に良いだろう」くらいは考えていたと思う。

あるいは僕が全くの考え違いをしていて、春のアスパラガスは全て摘み取ってしまっても全然かまわないのかもしれないが。

 

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今日のおやつは、焼津市の「あおば」の鯛焼き。クリームチーズ鯛焼きを食べた。
粒餡とクリームチーズが入っている。とても美味しい。

1人で平和に鯛焼きを食べていた時、隣の人に声をかけられた。名前を聞かれ、鯛焼きは美味しいのか聞かれる。どちらも正直に答えた。赤の他人だから多少は薄気味悪いが、田舎だからそういう事もあるだろう、と思ったのだ。
その後しばらくしてから、今度は血液型を聞かれた。こうなると薄気味悪いを通り越して不気味だ。なぜ血液型なのだ。血液型性格診断なんて、今どき中学生でもしない。どちらかといえば、無作法にあたる質問だと僕は考える。だって血糖値や曽祖父の人種を聞くようなものではないか。
しかし残念ながら、初対面の人に「気持ち悪い。教えたくないです」とも言えない。
こういう時には無意味な嘘をつくのが僕の性分だ(我ながら良くない傾向だと思う)。とりあえず「AB型です」と答えておいた。とても満足そうに頷いていたので、嘘をついた点に罪悪感は無い。

もう二度と会うことも無いだろうが、なにしろ狭い町であり、さらに鯛焼き屋も少ないので、また会ったらどうしようと、少し怖い。十中八九、害のない人であり行動だったのだろうけれど、鯛焼きを食べている時は、鯛焼きに集中させて欲しい。それが鯛焼き屋におけるマナーだと思う。


性格を科学する心理学のはなし―血液型性格判断に別れを告げよう



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