フロッピーディスクとエレベーターとヒップホップとロックンロール。

今日も講習。ビジネスマナーやエチケットについて学んだ。
講師は行政機関から派遣されてきた老人。久しぶりに「OHPによるプレゼンテーション」を見た。
敬語や仕草から、いわゆる「上座下座」まで内容は色々だが、ちょっと変で、実生活で役に立たない話も多かった。

例えば、客先にてフロッピーディスクとMOディスクを渡された場合、上司がMOを、部下がフロッピーを持つのが礼儀だという。僕はそういう話はノートに取らないけれど、周りの人達はきちんと書いていたし、小テストにも出たので、あるいは重要な知識なのかもしれない。

「これは個人的な意見ですが」という話も多い。「20代、30代で、金属製の手提げカバンを持っている人は、わたくしは生意気だと考えます。あれは無礼です」との事。

 

ところで、エレベーターの「上座・下座」を考えた人は、いったい誰なのだろうと考える。目上の人の事を大事に思って創意工夫をこらした窓口担当者ではなくて、ビジネスマナー講座を生業としているライターなり講師だろうと、僕は推測する。あるいはエレベーター・ガールが存在していた時代の残渣なのかもしれない。

「上座・下座をわきまえていないと、ビジネスマンとして大変な損失を被ることもあります。例えば新幹線のチケット、席番号をきちんと考えていないだけで大きな契約を取り逃がす事なんて、ビジネスの世界では当たり前です(窓際が上座)」とは言うけれど、そういう瑣末な事で取り逃すビジネス・チャンスなんて捨ててしまえ、と僕は思う。
休憩時間にその事を話したところ「ヒップホップ思想だね」と言われてしまった。僕が若い頃ならば「ロックだね」と言われるところだろう。

しかしロックやヒップホップには関係無く、やはり共感できないことはそれとなく行動に移さねば意味が無い。少しずつでも世界を変えるか、自分を変えるかの二択。というわけで、社会人失格と言われようと、「エスカレーターでは相手の斜め前(心臓を守る側)に立つ」とか「客先の社員食堂では好き嫌いを我慢する」は、ビジネスマナーとしては取り入れない事にする。

 

少し関係すると思うのだが、ネクタイはホックとベルトで留める形式になって然るべきだと思う。近所の高校はホック式。僕はネクタイを結ぶのが苦手だ。たぶん生涯を通じて上手くなれないと思う。
分かりやすく言うと、ネクタイが嫌いだ。いわゆる虚礼に近いものと捉えているから、使われなくなった臓器や器官のように、どんどん小さくなっていけばいい、と考えている。

 

 

講習とは全然関係なく、今日は「Brown Sugar」にて「カボチャのプリンパイ」を食べた。良いおやつだった。

http://instagram.com/p/lt7JSemMU1/

 

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。