画廊とプレッツェル

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今日は半日だけ休み。自転車の準備をしていたら、雨が降ってきた。
「つきさむ」でコーヒーを飲んだ。静岡の街でいくつかの買い物をした(紙、電池、ボールペン)。書店で本を探した(目当ての本は売り切れ)。


その後、暇潰し気分で目についた画廊に行き、個展を見る。
特別に面白いものではなかった。
今日は“作家在廊の日”で、作者がやたらと話しかけてきて困った。5分で見終わったのに、なかなか帰れない。
それにプロフィールに書かれているメールアドレスやアカウント名がふざけた印象で、作品の世界観に合わないのも気になる。この若いイラストレーター志望者はどこまで本気なのだろうと、妙なところが気になってしまった。神は細部に宿るし、細部は本人には目につきにくいものだが。
名刺を貰った時に「プロになりたいっす!気になるところはどんどん言って下さい!刺さる言葉が欲しいんです」と言われたのだけれど、まあ僕が言わなくても口うるさい人は画廊周辺にはたくさんいるから、誰かが“刺さる言葉”とやらを言ってくれるだろう。僕はただ「頑張ってください」としか言わない。本当は「仕事用にシリアスな印象の(あるいは実名と繋がる)メールアドレスやフェイスブックアカウントを取得して、頑張ってください。絵のことは全然わからないけれど」と言えば良かったのかもしれない。

 

その後、病に伏した友人の家に見舞いに行った。
といっても、見た感じは元気そう。今は休養期間なのだろう。
いつも暇を持て余しているから、今日は本を数冊渡した。
友人の義妹から、デパートに出店したというプレッツェルを戴いた。個人的にはパン屋で売っているような塩辛くて表面に光沢があって硬めのものが好きだが、今日の柔らかいプレッツェルも、これはこれで美味しい。オニオン&サワークリームフレーバーと、シナモンシュガーの品を食べた。

友人と
「これも休日には行列ができるのかねえ」
「たぶん」
プレッツェルは並んで食べる種類の食品じゃないよね」
「そうだね」
といった会話をする。パンケーキが流行した時も、同じような会話をした。
友人とは、行列に対する姿勢の点では、気が合う。単なる行列嫌いとは、ちょっと違う。
飲食店のブーム(に伴う長蛇の列)がそれほど長続きしないところは、静岡の良いところ。たぶん流行に敏感な人間が少ないのだろう。少し待てば、ほとんどの店で並ばずに買えるようになる。ただし撤退も早い。
そういう観点からすると、こうしてお土産として貰えることは、特に僕や友人にとっては、有難いことだと思う。

 

あっという間に、半日の休みが終わってしまう。
今から少し、部屋の模様替えをする。夕食前に混沌のピークに突入し、21時には収束していく予定。今回の模様替えで、耐震性と文具の収納部分が改善される。

 

 

どうながのプレッツェル (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

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