買い物のついでに、新装開店した喫茶店「りんでん」に行ってみた。
昔は老婦人がきりもりしていた、小さな純喫茶。一時期はエスニック料理屋になっていた。
久しぶりに前を通ったら小奇麗になっていて、屋号も復活していて、若い人が働いている。孫が引き継いだらしい。今のところ土日営業とのこと。
その、元純喫茶で、珍しいものを食べた。
名前を「焼氷」という。
コーヒーシロップとメレンゲと洋酒のかかったかき氷。洋酒はブランデーかラムを選べる。この洋酒に火を付けて、アルコールの何割かが燃えて(あるいは蒸発して)から食べる。メレンゲは熱に溶けないから、火皿となる。燃えている間は、店の電灯を消してくれる。
「かき氷」に火をつけるから「焼氷」と呼ぶのだろう、と推測する。
この焼氷、後で知ったのだが、NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」に登場したものの再現メニューらしい。劇中ではブランデーが使われた。そういえば、僕以外の客は、皆がブランデーを選んでいた。
しかしラムとコーヒーシロップの組み合わせは、なかなか美味しかった。喫茶店らしいコーヒー味のスイーツ、という感じ。他にも冬向けのかき氷が何種類かあるようなので、また試してみたい。
コーヒーもきちんと良いものだった。これは昔の“喫茶店時代”よりも良くなっているかもしれない、と個人的には思う。昔はもっと、普通の喫茶店の味だった。
今日はこの漫画を買った。面白いかどうかはわからない。Twitterで面識の無い人から勧められた。そういう機会はめったに無いから、試しに購入してみた。