どうも「コメダ珈琲」とは相性が悪い。
安からず美味からず、という印象は昔からあって、あの店のコーヒーを美味しいと思ったことが無いし、食べ物だって同じように感じている。
垢抜けない雰囲気が気安さへと繋がっているとは思うのだが、他の店でも気安くコーヒーを飲めてしまう身としては、特にありがたみを感じないのだ。
でも、年に1回くらいは、何かの理由で行く機会がある。
今日は、コメダ珈琲に1回も行ったことがない、という知人と、おやつの時間に行ってきた。
時期的なものもあるのだろう、ものすごく混んでいた。そして、やっぱりコーヒーは美味しくなくて(不味いわけではない。家で雑に淹れたものよりも不味いが)、垢抜けなくて、うるさかった。
そして僕の目的であった「スイカのかき氷」は、とても甘かった。
飴のような甘み、というのだろうか。「スイカならばもう少し淡さを演出してもいいんじゃないかなあ」と思えてくる味付け。食べ進んでいくと最後に黄緑色の層が出現し、「ああ、皮を表しているんだな」とわかるのだけれど、それがメロン味というのが解せない。スイカを食べていてメロンの風味がするのは、あまり嬉しいものではない。レモン味で温州みかんの味がしたら「今は違うよ」って思うだろう、そういう感じ。メロンや温州みかんが好きでも、それはまた別の話なのだ。
かき氷だけで済ませるつもりだったが、結局、口直し的にコーヒーも注文してしまった。
友人は「シロノワール(小)」を食べて、「なるほど」と言っていた。デニッシュとソフトクリームだね、と。それ以上でもそれ以下でもないが、良い経験になったそうだ。
名古屋っぽい喫茶店なら、三重県在住時に十分に堪能したし、今だって名古屋に行く機会はあるから、わざわざ地元でコメダ珈琲に行く理由は無い。それが僕の、コメダ珈琲との距離感。
そんなコメダ珈琲に行ったこと、知人を空港まで送ったこと、読書を少し進めて、部屋の片付け(中長期的な整理整頓計画)に終わりが見えたこと、それくらいが今日の出来事。
そして今から寝る。