自転車に乗って、「静岡ホビーショー」へ行った。今日と明日が一般公開日のイベント。昨日までは業者向けの、模型の見本市。
静岡はプラモデルなどの模型産業が盛んで、このイベントも「模型の首都にようこそ」と書かれていた。
だいたい７割くらいがメーカーのブース。残りが模型愛好家のサークルによる展示や、自衛隊などのPRコーナー。
プラモデルなんて小学生の時に熱中したくらいで、それからは遠ざかっているけれど、模型雑誌はときどき立ち読みするし、大人になって趣味にしている人も知っているから、全然わからないわけではない。
しかし予備知識の有無にかかわらず、とても面白い。
模型サークルの展示のなかでも、手のひらに乗るくらいの小さな面積に、フィギュアやプラモデルや色々な素材を使ってストーリーを表現しているものが、いちばん気に入った。
それ以外にも、ただただ妙なものを高い工作精度で立体にしている人、おそろしく塗装と仕上げが上手い作品など、見応えがあった。サークル展示のところだけでも、２周していた。
メーカーのブースも、最新技術が惜しみなく発表されている感じで、見ていて楽しい。電動ラジコンヘリコプターが欲しくなってしまった。
なにより、大手メーカーから個人営業の工房まで、それぞれ説明員の人が、みんなすごく得意そうに、胸を張って自社製品を解説しているのが良い感じ。見本市はこうでなくては。
今日限定、あるいはアウトレット品で値引きという形で物販も行われていて、もちろん子供達は外に出てすぐ箱を開けて作り始めていた。
ホビーショーの後は、少し自転車で街を探検した後に、マリアサンクで紅茶を飲み（ジャスミンティーと、プラリネとレモンのタルト）、書店と雑貨屋と布屋を巡る。
そして七間町で開催中の「シズオカ✕カンヌウイーク2013」のマルシェ風イベントをひと通り見てから（生ハムを購入。美味しかった）、CafeBikiniでアメリカンスコーンを買い、そして帰宅。
涼しくて、街をぐるぐる周遊するには良い日和だった。
