映画『サカサマのパテマ』を鑑賞した

もうすぐ夕方。
今日は休日。午前中は、友人の娘(5歳)を3時間ほど預かった。
自分は全く「子供好き」ではないけれど、蛇の飼育やマフィン作りやデジタル機器の扱いと同じくらいには苦手意識は持っていない。必要があれば、半日程度なら子供の相手をする。ただしどうしてもぎこちなく、敬語で、甘いもので危機をやり過ごしがちになる。知識も足りない。
僕達が主に丸井とその近所の公園で(いくぶんぎこちなく)過ごしている間に、友人は買い物とお見舞いを済ませる。「本当は美容院にも行きたかった」と言っていた。
謝礼というかお土産として、シュトーレンを貰った。知らないお店の品。食べるのは数日後からだろう。今から楽しみ。

 


午後にひとりで、映画『サカサマのパテマ』を観に行った。
予告編で気になっていた作品。

天空の城ラピュタ』的というか、明朗快活なガール・ミーツ・ボーイなお話で、とても良い印象を持った。
アラを探せばきりがない。重力と浮力がごちゃまぜになっているし、登場人物は少年漫画のように単純すぎるし、世界の「本当の姿」は、中盤で推測できてしまう(そのうえ、最後に爺さんが一言で説明してしまう)。街の名前をわざわざあんな風にした理由が、今でもよくわからない。

でも画面構成やアイデアは抜群に面白く、「重力の働く方向が逆の世界」を存分に描いていて、特にサカサマの世界側の人が「空へ落ちる」場面などは、見ているだけで落下感があった。

アニメならではの良さを活かしきった快作という印象。
限られた映画館でアニメ好きの大人が平日の男性デーに見て(僕のことだ)、掲示板や趣味の仲間同士であれこれ言い合うのも良いのかもしれない。しかし僕としては、DVDになったら広く子供たちに楽しんでもらいたい、そういうアニメ映画に感じた。

 

 


漫画はまるで別物で、これもまた面白かった。不思議な雰囲気の絵で綴られたアナザーストーリー(?)。

サカサマのパテマ another side (ビッグガンガンコミックス)

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