まだ数日は入院する予定だが、大体生活が落ち着いたので、『あると便利な小物』を書き出しておく。いつか役に立つかもしれない。■多機能ナイフ
アウトドアではさほど役に立たないマルチツール・ナイフが、意外と役立った。果物を剥く時、袋を開ける時、その他色々な作業に使える。寝たまま過ごした数日は、特に助かった。
■マスク
空気の乾燥については事前に聞いていた。咽喉の手術ならば、なおさら乾燥には気を付けたい。売店では種類が限られるうえに割高。職場の試供品(立体成型ワイヤー入)を持参した。
■洗濯挟み
3つ程持参した。書類でも菓子袋でも、何かと留めるものは多い。沢山は要らないが、重宝する。
■ジップロック
いわゆるチャック付ビニール袋。整理にも使うし、棚に直置きしたくないものをしまう時にも。台所にあったものを大小適宜持ち込んだ。
■マグネット・クリップ
事前に用意した。紙やゴミ袋を挟んでベッド際に貼付けておくと便利。ベッドで動けない時には、予想以上に役に立った。
携帯やiPod、ナースコールの配線整理にも使える。
使用頻度、貢献度から言って、一番の 便利道具 だと思う。
■メモとペン
筆談を予想して用意したが、出番無し。が、落書き帳として大活躍している。
■二口タップ
使えるコンセントが限られている場合に便利。
■アクリル毛糸
暇潰しに編んでおけば、退院後に『洗剤要らずの魔法のタワシ』が使える。隣室のお婆さんが教えてくれた。
■水筒
朝昼晩とお茶の配給があったので。両親に、つかい古しの魔法瓶を貰った。
■懐中電灯
家に忘れてきた。消灯時間後にこっそり読書する際に必須。携帯のバックライトでは少し暗い。
メモ帳の様に、気に入った銘柄を使っている人は、病院の売店では満足出来ないだろう。他にも色々あるけれど、大抵は売店で手に入る。
深夜の病院内を探検していると、僕と同じ様な回復期の入院患者が何人もうろついている。外来棟の待合室にある雑誌を読む人も多い。皆、眠れないのだろう。真夜中の廊下で出会う人達は、ふらふら歩く姿が、恐怖映画のゾンビのようだ。
僕も、小児科外来にあった乗り物の絵本を読んでみた。面白かった。