バーベキューパーティーで例えると

大学を卒業してからすぐに働き始めて今に至る。何度か転職もしている。どの職場でも、リーダーになっても下っ端でも、どちらかと言えば補助的な仕事に力を入れるタイプだった。
スキルも“ニッチ”を探して適応するために必要なものが多かったし、それで職場を上手く回すことが自身の立ち位置だと自認していた。


具体的な仕事内容は話せないので*1、バーベキューパーティーに例える。

人により持ち寄るものは違う。パーティーでの仕事も違う。
持参する品としては、肉が多いだろう。いつも適切な質と量の肉をきちんとした処理をして持ってきてくれる人もいる。あえてソーセージなどを用意する人もいるし、焼きおにぎりなんかも嬉しい。
てきぱきとグリルの前で焼き続ける人も、のんびりとビールを飲みつつ子供達に目を配る人もいる。隅でつまみを作って自分だけで楽しむ人だっているだろう。

僕はサラダまたは食後の甘いもの(ゼリー等、さっぱりしたものが良いだろう)を用意する人間だった。
それもきちんと手作りで、それなりに喜ばれるものを頑張って作る。そして実際、喜ばれてきた。

 

今の勤め先(昨年末に働き始めた)は、何しろ少人数で、しかも職場の立ち上げ状態から仕事が始まっている。
僕は総務部的な立ち位置なのだが、いきおい「肉を持ってくる人」にもなるし、中心で焼く係にもなるし、それらを進めながらセロリのマリネを周囲に奨め、杏仁豆腐入りのフルーツポンチを仕込む、そんな状況になっている。
最初に書いた“ニッチに根を張るためのスキル”の寄せ集めで何とか凌いでいる状態だ。世の中には簿記とIllustratorExcelと金属加工とプレスリリース文作成と新人教育と安全衛生責任者をひととおりこなせる人間は珍しいのかもしれない。人間、何が必要になるかわからない。

それじゃあ胃に穴が開くようなハードな仕事か、と問われるとそこまで大変ではないところは不思議かもしれない。「ひたすらサポート役に徹していた」時代よりも間違いなく混乱はしているけれど、仕事の量、身体的な負担は大したことがないからだ。疲労困憊で帰路に寄り道するも消耗してばかり、みたいな残業後の過ごし方は1回も無い。

まだその新しい立ち位置(万能寄りの総務・経理)に最適化されていないために、仕事の総量が過大にならないだけなのだとは思う。それにしても想像以上に“なんとか上手くやっている”と自己評価している。

 

どうしてこんな事を書いたのか。
職場の先輩氏が、上記バーベキューパーティーで例えると「ごめん遅刻した!31アイスクリームでアイスケーキを買ってきたよ!溶けちゃうからまず食べようぜ!」くらいの頓珍漢な人なので。ちょっと常軌を逸している、でも社会人という人なのだ。
しかし彼のことを書き始めると止まらないし、書いても誰も幸せにならないので、止めておく。周囲からは「先輩氏の唯一の功績は、t_ka君を採用したことだ」と評されていて、これは素直に喜んでいいのかよくわからないのだけれど。
とりあえずは、バーベキューグリルに煙草の吸い殻は入れないで欲しい。まだ肉を焼いているので(比喩)。

お題「今日の出来事」

 

*1:職業上の秘密が多い仕事にばかり就いてきました。