トリツカレ男とシナモンドーナツの日。

 

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今日もミスタードーナツで、シナモンドーナツを食べた。最近の、といっても今日で2回目のお気に入り。しばらくは(積極的に)ドーナツはこれを中心に食べていくつもり。定番になればいい、と心から思う。それくらいに「クランツリング・シナモン」は気に入った。

 

 



僕はMDを使わない。使ったことがない。
音楽データの持ち歩きには、CD-Rへのダビングから、MP3形式でのCD−Rへの書き込み、その後はHDDプレイヤー(当時出たばかりのiPod)と渡り歩いてきた。
だから車のMD挿入部分は、ダッシュボードの中心にあるにもかかわらず、使用する機会が全く無い。車を買う時に「MDは使わない」と伝えたのだが、当時の新車には標準装備で付いてきたのだ。

この(僕には無用の)MD挿入口を上手く使って、スマートフォンホルダーを付けられたら素敵ではないか、とふと思いついた。思いついただけでなく、今日はその考えに取り憑かれた。
午前中から、暇な時間をみつけては、仕組みを考える。家族からMDのブランクメディアを譲り受け、工作用紙(なぜか沢山持っている)で実証用模型を作り、試験を繰り返した。
MDを差し込み、そのMDから手前にステーを伸ばして、先にホルダーを付ける。取り外す時はイジェクトボタンを使う。

この種の工作では、いくつか制約を設けている。接着剤等を使わずに、現状復帰が可能であること、安いパーツ以外は加工しないこと、もちろん車にも傷をつけないこと。見た目で「手作り」とわからないことも重要。そんな風に決めていないと、やることに際限がなくなる。
いくつかの試行錯誤の後に実用化の目処が立った為、午後に自動車用品店まで行く。スマートフォンホルダーの部分は市販品を使う。
しかし自動車用品店に行く途中で渋滞にはまり、一気に気分が醒めた。午前中の熱情は消え失せ「もしかして馬鹿なことをしているのではないか」と考える。要は、ちょっと疲れたのだ。
そして自動車用品店のスマートフォンホルダー売り場には(わざわざMDとドッキングしなくても)ぴったりの、手頃な価格のホルダーが沢山売られていた。
というわけで、エアコンの送風口に取り付けるタイプの、簡素で十分な機能を持つスマートフォンホルダーを1個購入し、この個人的熱狂は収束した。

とはいえ安いだけあって、スマートフォンホルダーには少々の難がある。がたつくし、細かい調整が効かない。だから今、部屋で分解して、個々の部品を改良している。見た目にうるさいロゴマーク筆記体で『PREMIUM&LUXURY』と描かれている)を外し、無印良品的な無個性を目指す。
そろそろ片付けて、頭が冷えた翌日以降に続きをしたほうが良い気がする。今また、ちょっと煮詰まったまま作業をしている。悪い予感がするけれど、でも今の勢いで最後まで終わらせたほうが良いような気分でもある。


とりあえず今から風呂に入って、気分を切り替える。
今日はドーナツ以外は、何であれ凝り過ぎた日だった。部屋がとても散らかっている。
それにしても自動車用品店は臭かった。ゴムなどの臭いはともかく、そこに芳香剤が混じっていると気持ちが悪くなる。全く"芳香”じゃないのが、車の芳香剤の不思議なところだ。


 

 今日からこれを読む。

臨機巧緻のディープ・ブルー (朝日ノベルズ)

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 「トリツカレ男」は、大好きな小説。でも気楽には読めない。特に寒い日に読むのは、個人的にとても勇気がいる。

トリツカレ男 (新潮文庫)

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