日帰り温泉とサウナ

友人達と出かけるつもりだが、どうにも昨日までの疲れが残っていて億劫になってしまう。今までだって身体の疲れが次の日に響くことはよくあったけれど、他人との約束までパスしたくなるなんて加齢は怖い。早めに静岡の街に行き、別の知人に会って(届け物があったのです)そんな話をしたら、それじゃあこれを使ってくださいと「日帰り温泉招待券」をいただいてしまった。

もとより共同浴場の類は好きではない。
眼鏡を取ると世界全体がぼやけるし、自分の裸も他人の裸も濡れた床も好きではないのだ。身体を洗うのは好き、浴槽で体を温めるのはまあまあ好き、そしてわざわざ大きなお風呂に入るのは面倒、だからシャワーだけあれば幸せなのだ。
でもせっかくだから使わせて貰う。これで疲労回復手段が確立できたら儲けものである。友人のアドバイスに従い、併設のサウナに3回、超音波のお風呂には最低2回入ることにする。

効果テキメン完全回復、という程ではない。
でもサウナ3回、超音波のお風呂に2回、その他の打たせ湯や普通のお風呂にも入って、だいたい70分くらいか、それくらいの時間をかけたら、確かに朝よりも活力が湧いてきたのだ。いや、活力というほど大袈裟なものではなくて、ただようやく身体の“目が覚めた”感じがしたのだった。
嘘でも言い訳でもして約束は取りやめて、家で寝ていてもこういう状態にはならなかっただろう。鈍い筋肉痛と重い頭は夕方まで残ったはずだ。
それが、きちんと約束通りに友人達と会って、予定通りに打ち合わせや相談をして、お茶も飲んで、夕方には帰宅できたのだから、温泉の効能があったと言って良いのではないか。

 

ポケットに静岡百景

ポケットに静岡百景

 

 

個人的な感想としては、サウナが効いたように思える。
誰も使っていなかったため居心地が良かったからかもしれない。暑いことは間違いない。ただ最初のうちは何度も寒気がしたのが不思議だった。汗が出るのに、ぞわぞわっと皮膚表面が震える。
汗が老廃物を流すという説に科学的根拠は無いという(これはまあ、少し考えればわかる)。でもたまには毛細血管や汗腺に非日常を与えることも大切なのかもしれない。

今日の疲れ方で異常だったのは、上述のように意欲にまで影響した事と、もう一つ。食欲があまり湧かなかった。
友人曰く、「無理に食べないほうがいい。元気が出そうなもの、精のつくもの、なんて頭で考えてこってりしたものを口にしたら、かえって疲れる」。
なんとなくわかる気がして、お昼ごはんはスムージー、おやつにわらび餅、後はひたすらお茶やコーヒーを飲んで過ごした。夕食にはしっかり食欲が戻ってきたから、結果的に良かったのだろう。たまたま出先で「入りたいお店が無かった」という事情もあったが、お昼だからと適当なところに入っていたら後悔していただろう。

 

 

午後はこんなイベントに行ってきました。
明日も少し顔を出す予定なので、詳細は明日。

こんなものも食べた。見た目で何かわからなかったが、これくださいと買ってみたのだった。串に刺さったわらび餅でした。甘い。

 

お風呂と疲労のせいか、夕方にがくんと眠くなってしまった。
ユニクロで服を選んでいる時に「あ、寝そう」と思ったくらい。ちびっ子みたいだ。

 

 

 

簡素なトヨタ PROBOX

いちおう僕の仕事は内政というか総務というか、あまり外には出かけない受け持ちなのだけれど、なにしろ小さな会社だから、たまには出張もある。今日は大きな荷物を長野県まで1人で届けてきた。

大きいといっても、頑張って分解したら、なんとかPROBOXに入ってしまった。トヨタの開発した営業車であるPROBOX、しっかり運転するのは人生初かもしれない。

 

パンドラRC oyota Probox プロボックス #PAB-164

パンドラRC oyota Probox プロボックス #PAB-164

 

 

運転席の周辺にやたらとポケットがある。
ただ凹みを増やすのではなく、ここはたぶんチケットやレシートをとりあえず放り込んでおくのだろう、この窪みは電話、と用途に合わせてしっかり考えてある。ドリンクホルダーも2箇所にあって、しかも大きなサイズにも対応できるよう変形する。パソコンが置けそうなテーブルまで装備している。
全体にしっかりしたつくりで、後付けの便利グッズとは安心感が違う。トヨタの優秀な人達が時間をかけて作り上げたのだろう。

今日は後部座席を倒して使った。
仕事中だから写真は撮らなかったが、普段はセダンに乗っている身としては羨ましくなる広さ。広くて、平らで、無駄なく荷物が詰め込める。後部タイヤの部分なんて、何かの工夫がなければあそこまでコンパクトにはできないだろう。
軽自動車のラゲッジスペースのように、凝ってはいるが実際には使わない便利収納は無い。これは運転席周りとは対照的。ただ広大な荷台があるだけ。でも、荷台はシンプルなほうが良いのだろう、仕事のためには。

静岡県から長野県までは結構な距離がある。
高速道路と山道(静岡と山梨を繋ぐ高速道路はまだ開通していない)と、再び高速道路というルート。
荷物満載でも不安無く、燃費も良かった。
山の坂道かつカーブだと、少しだけ想定していない挙動を示すけれど、慣れれば気にならないレベル。普段はどちらかというとスポーティー寄りのセダンに乗っているため*1ちょっとだけ不安になったけれど、元々カーブを“攻める”車ではないから十分以上の能力だと考える。
高速道路では僕よりもスピードを出すPROBOXが何台もいた。軽いわけでもエンジンが大きいわけでもないのに、安心して走っているとスピードが出てしまうのはなぜだろう。

 

営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由2~逆説自動車進化論~

営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由2~逆説自動車進化論~

 
営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由

営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由

 

 

 

なかなか大変な出張ではあったが、走行中のストレスはほとんど無い。なるほどーと感心しながら運転していた。
仕事のほうはばたばたと忙しかった。でも、車に関しては存分に楽しんでしまった。
僕はスポーツカーや大型の四輪駆動車よりも、あるいはミニバンよりも、こういう「仕事の車」のほうが楽しめる。というか、借りて楽しい思いをするのは、仕事車ばかりだ。
例えばルノーのカングー、あれは良かった。異国の道具、の感覚が楽しかった。トヨタのPROBOXも外国に売ればいいのに。ベトナムでタクシーか何かに改造されたPROBOXに遭遇したが、コンパクトなのに荷物はたっぷり積めるし、人気が出るのではないか。新興国には高いかもしれないが。

 

ルノー・カングー―道具としての機能を極めた欧州流ハイトワゴンの全て (エンスーCARガイド)

ルノー・カングー―道具としての機能を極めた欧州流ハイトワゴンの全て (エンスーCARガイド)

 

 

今日借りた車は、ほとんどオプションらしいものが付いていなかった。安全装備、センサー類はあるものの、リヤモニターもカーナビも無し。オーディオ機器はラジオだけ。しかしナビはスマホで代用できるし、ラジオには外部入力(ミニプラグ)のソケットがあるので、これもスマホを繋げて好きな曲を聴ける。車は簡素に、便利機能はスマートフォンに、という方向性も悪くない。

https://www.instagram.com/p/Bio0uNNh-ga/

自分用のお土産は牛乳プリン。パケ買い。昔の人はジャケ買いと言った。
仕事が慌ただしかったので、山梨のサービスエリアでようやくお土産を買う余裕ができた。だから長野出張なのに、山梨土産。
象がかわいい。

 

桔梗信玄棒 10本入り

桔梗信玄棒 10本入り

 

 信玄棒、はじめて自分で買った。日持ちするし、安い。これは職場用。

お題「今日の出来事」

*1:大抵のMAZDA車は、どちらかといえばスポーティーなのだ。僕のハイブリッドカーも例外ではない。

インドカレーの昼間

インド料理店でカレーを食べた。
豆のカレーと、ホウレンソウとチキンのカレー、ケバブとタンドリーチキンとスープとサラダ。お腹いっぱい。美味しかった。
これで1000円は安い。遅めの昼ごはんだったが、夕食時にもお腹が空かなくて野菜ジュースとトマトと空豆(焼いた)だけで済ませてしまったので、さらに安く済んでしまった。

https://www.instagram.com/p/BimRnkABoiy/

 

近くの席のおじさんが「カレーといえばカレーライス」な認識の人で、「ナンとご飯が選べます」という説明に文句を言っていた。「カレーにご飯が付いてくるでしょ?なんか選ぶってどういうこと?」って。
「これーナンでーす、インドのパン」と説明されても「それパンじゃないし、カレーに要る?それ?」とかなんとか。頭の中にある「ごはんにカレーがかかった料理」から離れられないのだ。
「辛さは選べますー」と問われると「並!」。「なみとはー?」と聞き返されても「並は並だけど!」と言い方を変えない。なんというか、相手とコミュニケーションをする意思が薄いのだ。

でもこういうおっさんはまず例外なく「外国人慣れ」を自己演出する。料理が来ると「オーケーセンキュー」とか言い出すので困ってしまう。僕が困る筋合いはまるで無いのだけれど、なんだか恥ずかしい。

こういう人もインド料理店に来るのか、とちょっと新鮮な気持ちになれたことは果たして良かったのか。「カレーライス」目当てに喫茶店に入るようなノリで、いかにもインド料理店という雰囲気のドアを開ける(そして威張る)なんて、仮に僕がインド料理のことをまるで知らなくて、そしてカレーライスが食べたい状況であったとしたら、たぶんできない。

 

老人Z HDマスター版 [DVD]

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おっさんはともかく、なんだかフレンドリーな良い雰囲気のお店だった。
レモンをぎゅうぎゅうと搾っていたら(近くの席のインド系の人達に倣い、チキンにしっかりレモンをかけてみた)おかわりのレモンを持ってきてくれた。タンドリーチキン、レモンをたっぷりかけると確かに美味しい。別の料理に変身する。

 

 

 

ハウス カレーパートナー ナンミックス 190g

ハウス カレーパートナー ナンミックス 190g

 

お題「今日の出来事」

 

 

 

深く探るね

午前中は健康診断で外出。
あっという間に終わってしまった。

今までの勤め先は基本的に職場敷地内での健診だった。大きな敷地の職場ばかりで、そういうところは検診車(レントゲン撮影や胃カメラ機器を収めたバス)が来て、講堂や研修施設を使って健康診断を行う。スタッフは慣れているけれど、どうしても待ち時間が増える。学校の身体測定みたいな雰囲気。

 

今の勤め先は本当に少人数だから、もちろん健診は外部で行う。
上手い具合に健康診断専門の施設があって、そこを利用することに。転職すれば色々なことが変わる。何処かの誰かが仕切っていた健康診断も、自分が手続きをした。


この健康診断センターが、安いし早い。
値段については「過去に自費で受けた健康診断の3割よりも大幅に安い」ことに驚いた。内容は普通の健康診断だから特に安かろう悪かろうということも無いだろう。
スピードが素晴らしい。
とにかく「空いている健診メニュー」を埋めるために臨機応変に順序が変わっていく。聴力や血圧測定、胸部レントゲンといったそれぞれの検査室の前にいるスタッフが状況によって「次に行く部屋」をささっと指示してくれる。時には一緒についてきて、次の次まで相談して決める。「部分も全体も全部最適化しちゃえ」という気概が感じられる。

そして今回は検査そのものもとても早かった。
特に採血。
採血は僕が苦手とする検査のひとつ。なかなか血管が見つからず、ぺちぺち叩いて上手く行かず、ベテランに変わって、さらに色々と試行錯誤した後に手の甲から採血することが最近は多かった。

しかし今日の採血担当者*1は違う。
「確かにとても難しい。血管が見えない。しかしここにあるはずだ」
と言う。そして
「試しに刺す。深く探るので痛いかもしれないよ」
と宣言。
採血の場で「深く探る」なんて言葉を初めて聞いた。

まず針を刺す。「ああやっぱり血が出てこない。深く刺すよ」と言いながら、ぐぐっと針を入れていく。そして“探る”のだ。何かゆっくりと動いている感じがする。
するとシリンジに血が流れ込む。ちょっと痛いが、トラブルが発生した痛みではない。
こういうのは技だなあ、と感心する。
結果として、普通に血管を見つけやすい人と、作業時間そのものはそれほど変わっていなかった。大したものだ。

 

午後は半休というか、休日に半日出勤したぶんの代休でおやすみ。
少し買い物をして、銀行に行き、あとは家で寝て過ごす。正確には寝ながら読書。もう少し有意義な過ごし方がありそうだが、まだ水曜日だというのに妙に疲れていたので、これはこれで良い時間。

 

昼に寝たが、今もまた眠い。お風呂に入って、また読書の続きをして、そして寝ます。おやすみなさい。

 

 

お題「今日の出来事」

*1:押井守の映画(イノセンス)に出てきた老研究者っぽいおばさま

さむくてねむい

とても眠い。
それほど疲れたわけでもないのだが。朝は妙に早く目覚めてしまって、半ば微睡みながら読書をしていた。いつもより1時間弱の早起きだったが、あれが悪かったのかもしれない。

 

お題「今日の出来事」

Apple Design 1997-2011 日本語版 -ハードカバー-

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今は寒い。
エアコンを使うほどではないけれど、そしてわざわざ厚着するほどでもないけれど、今日は寒い日だった。

というわけで寝ます。
いや、心身が弱っているわけではなくて、明日は午前中に健康診断があるため、うっかり夜更かしするわけにもいかないのだ。睡眠不足はかまわないが、21時以降にお茶などを飲んでしまいそう。昔はその程度は診断結果に影響は無かった。今はほんの少しの不安がある。
それに、何かに気をつけながら夜をだらりと過ごすのもなんだか変な感じなので。

とはいうものの、今からお風呂に入ったら、この眠気が一気に消えてしまいそうな予感がある。そういう事がたまにある。でも風呂にはもちろん入る。寝たら風呂には入れない。

全然関係無いのだけれど、夕食の味噌汁に入っていたシジミが変だった。出汁は普通だが身の風味がおかしい。どこか「洗剤の香りづけ」を思わせる匂いがした。完全にケミカルではないが普段の食生活では出会わない味。千葉県産のシジミだったが、彼の地では今の季節にはあの香りの植物プランクトンが発生しているのだろうか。

 

オルニ珍味 おつまみしじみ 業務用

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レーザーとにんじんとあまがえる

レーザー彫刻機

以前、衝動買いした卓上レーザー彫刻機「Meterk レーザー彫刻機」を引っ張り出して使ってみた。
スマートフォンにアプリを入れて、Bluetoothで接続して、画像(JPEG)を開いて送信、あとは自動で焼き上げてくれる。

 

最初は紙に、次に革に彫刻してみた。
簡単過ぎてつまらないくらい。画像を作るのはIllustratorで10分、そしてレーザーで焼くのに5分。試作とはいえ、「怪しげな中国製の工作機器」を使いこなすのに15分とかからないのはさすがに拍子抜け。これが21世紀か。

作業自体は難しくなくとも、部屋はなかなか大変なことになった。
紙はまだしも、革が焦げる匂いがすごい。最初だから照射時間を短めにしたせいもあって、作業中はしっかり煙が発生し、作業後も焦げ臭い。革が焼ける匂いというのは、髪の毛のそれに似ていて、なんだかとても気になるのだ。
空気清浄機氏がその匂いを検知し、先ほどから自動的にフル回転している。

幸いなことにバッテリー駆動だから、次は外で作業する。
仕上がりは満足。画像自体は思いつきで作ったものの、これならばこれから作りたいものも対応できるだろう。

 

 

にんじんサラダ

Twitterで知ったサラダを作ってみた。
そのために仕事帰りにコンビニエンスストアに寄った。

にんじんの細切り、スナック菓子「カラムーチョ」、少しのマヨネーズを混ぜるだけ。僕はマヨネーズが苦手だから(理由はわからない)ごく少量を酢と混ぜてから加えた。要は全体をコーティングすれば良いから、少量でも大丈夫そう。ヨーグルトとマヨネーズでも良かったかもしれない。

 

 

なんだか、独り暮らしの大学生が作るアイデア料理(POPEYEとかGOODS PRESSに載っていそう)みたいな感じだけれど、なるほどしっかり美味しい。
ただしいかにもスナック菓子の風味が口に残る。慣れていないせいか、ここに改良の余地を見出してしまう。
自分だったら、適当な植物油でにんにくと粉唐辛子を加熱して、ガラムマサラやドライハーブを適当に放り込んで、ある程度冷めたところでにんじんに混ぜ込む。マヨネーズは隠し味程度。前述の通りヨーグルトも入れるかもしれない。クルトンを入れて完成。

しかしこの料理の持ち味は、やはりスナック菓子、カラムーチョなのだろう。美味しさ以上にカラムーチョであることが求められる。

遙かな昔に友人から教わった「さきいかとセロリのサラダ」もそうだった。あれも「さきいか」という食材が“情報としての彩り”になっていた。味も素晴らしかったし、今では形を変えて(さきいかとセロリのマリネ)自分の定番となっている。

 要は「

お題「ひとりの時間の過ごし方」

お題「今日の出来事」

 

小柳産業 沖縄のしりしり料理に ジュジュ野菜調理器 蜂の巣

小柳産業 沖縄のしりしり料理に ジュジュ野菜調理器 蜂の巣

 
にんじんしりしり器

にんじんしりしり器

 

 

革の焦げた匂いと、昔のサラダについての回想、外は雨。書き出すとほとんど暗号である。アマガエルが鳴き出した。

 

 

みずがめ座η流星群

ほとんど外出もせず、ひたすら家のことをやって連休最後の日が終わってしまった。

唯一の外出は、家の近くの自然公園。買い物のついでに散歩してきた。
その公園の散歩中に、イヤホン装着高校生自転車カップルとすれ違う状況が発生した。あやうく2人の間を通り抜けそうになった。
危なかった。
2人はとても幸せそうに音楽を共用しつつ走行していたのだ。あんなものにぶつかったら罰が当たる。2人のミュージックが途切れてしまう。

とはいえ、スマホか何かに挿した1つのイヤホンのLとRを各人の耳に装着しながら併走する、というのはとても危険だと思う。やってはいけない事をいくつか同時にしては駄目だ。2人だけの世界には、2人以外もまた存在している。世界は厳しい。

しかし今になって思い返すに、2台の自転車ができるだけ接近している状態で、イヤホンのL側とR側のコードがきちんと双方に行き渡るものなのだろうか。
いま手元の有線イヤホンを見ても、そこまでコードは長くない。真ん中にスマホや音楽プレーヤーをぶら下げるわけにもいかないだろう。

あるいは2台の自転車が特別製のステーで接続されていたのかもしれない。ハンドルの舵角さえきちんと制御できれば、転倒もせず2人の距離も一定となる。
伊豆にある、サイクルスポーツセンターにそんな子供向けの乗り物があったような気がする。

 

新・自転車“道交法

新・自転車“道交法"ブック (エイムック 3721)

 
自転車はここを走る! (エイムック 2344)

自転車はここを走る! (エイムック 2344)

 

 

赤の他人について書く位しか、今日は日記の内容が無い。
流星群の極大が今夜とはいうものの、見るかどうかはわからない。
読書は進み、部屋は片付き、ようやくレザークラフトの型紙を描くことができた。いかにもぱっとしない連休だったけれど、「十分な休養が取れた」と前向きな総括をしたい。
それと、豚肉とクミンとタケノコの炒め物がとても美味しかったです。連休中に3回作った。

 

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

静岡市美術館「いつだって猫展」とかスパゲティとかケーキとか

猫展

http://www.shizubi.jp/exhibition/sp/img/201804.jpg

静岡市美術館で開催中の「いつだって猫展」に行ってみた。
前売り券は買ってあって、来週でも再来週でも行けるのだけれど、そろそろ重荷というか心に「行かないと!」という気持ちが引っかかるようになってしまって、暇なゴールデンウイークをキラキラに飾るべく訪れたのだった。

https://www.instagram.com/p/BiYrnx5h1lM/

 

猫展、と大きく書いてあるけれど、様々な猫を描いたアート作品の企画展というわけではない*1
日本人と猫、特に江戸時代の浮世絵や版本といった(当時の)庶民文化における“猫”を取り上げた展示がほとんど。
みんな大好き歌川国芳は充実していた。当時の猫ブームについては本で読んで知ってはいたが、こうやって実物が並んでいるとまた印象が違ってくる。

明治に入ってからの「おもちゃ絵」や、全国の招き猫も見応えがある。

しかしなんとなく物足りない。
材料は素晴らしいのに企画としてはちょっと単調。少なくとも「いつだって猫展」のポスターだけ見て訪れて、かつ浮世絵や歌舞伎に興味が無い人は、まるで楽しめないだろう。説明をひたすら読んで楽しくなる展示とも思えない。

猫なんだから、現代に繋がる何かを見せる、あるいは世界の猫カルチャー(?)も紹介する、そんな見せ方もあるのではないか。
少し前に、こういう「ちょんまげと士農工商の時代に描かれた可愛いものたちをポップカルチャー的に取り上げる」ブームがあった。鳥獣戯画若冲の再評価。あそこまでわかりやすさが徹底されていない。これならば県立美術館のほうで「猫 -歌川国芳と江戸の町民文化-」みたいに、もっとお堅い展示にしたほうが“らしい”気がする。静岡市美術館だから巡回展なのだろうが、いつもの静岡市美術館的な展示を期待していると小さな後悔が生じるかもしれない。
「猫が好きだから」くらいの動機で訪れて誰もが楽しめる・世界を拡げられる展示ではなかった。

文句ばかり書いているけれど、時間と料金を損したとまでは思わない。水族館で例えると「素敵な魚を沢山見ることができた。ただし展示構成は好みではない。設備もちょっと残念」くらいの評価となる。
ケーキ屋さんで例えるならば…と書いていると夜中になってしまうので、美術館の話はここでおしまい。

 

「いつだって猫展」|静岡市美術館

 

 

 

 

スパゲティ 

お昼はスパゲティ。ALLEE RESTAURANTで食べた。
豚の粗挽き肉とスパイスを使ったオイル仕立てのスパゲティ。

オイルと塩のパスタなんて自分でもよく作るし味の予想もできそうなものだけれど、今日のこれはびっくりした。粒マスタード等が程よく効いた、食べ応えがある豚肉料理といった味。なるほど美味しい、しかし味の正体がわからない、そしてきちんと「オイルと塩のパスタが食べたい」という気持ちに合致している。

豚肉、塩、スパイス、油、で何か作ってみようと思う。豚は自分でバラ肉あたりを刻もう。新じゃがあたりが合うのではないか。

ちなみに写真は無い。撮り忘れた。
お店のInstagramを代わりに載せます。
 

 

 

ものぐさ自転車の悦楽~折りたたみ自転車で始める新しき日々

ものぐさ自転車の悦楽~折りたたみ自転車で始める新しき日々

 

 

 

ケーキ

https://www.instagram.com/p/BiYayxYhjP5/

おやつは写真を撮った。
MARIATHANKにて「ダブル・チーズケーキ」と「マンゴーとココナツのムース」を半分ずつ。ハーフアンドハーフなセットはこの店の素晴らしい要素。僕は基本的に1個食べたい派なのだが、たまにはこうして半分ずつの選択をしたくなる。
ハーフサイズといっても物足りなさが無いのはさすが。というか全体で1.5個くらい食べた満足感がある不思議。

 

 

 

静岡 とってもおいしいケーキ屋さん

静岡 とってもおいしいケーキ屋さん

 
静岡のおいしいケーキ屋さん データ&マップ付き

静岡のおいしいケーキ屋さん データ&マップ付き

 

 

こういう休日を過ごしている。
懸案のレザークラフトはまるで進んでいない。明日がんばる。今日はもうがんばりません。

 

 

 

 

 

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

*1:猫と描は似ている

パフェの休日

今日を一言で説明すると、「苺パフェを食べた日」となる。

 

 

昨日の夜は微熱が続き、何度も目が覚めた。そのせいか、今日はやや遅くまで寝ていた。9時前には起き、体調がほぼ回復したことを確認し、とりあえず午前中は平穏に過ごした。多肉植物の植え替えとか、昨年に収穫したまま放置していたフウセンカズラ脱穀*1とか、そういう庭仕事を片付けてしまう。

フウセンカズラはたくさんの実を付ける。
枯れても袋の中の種はそのままだから、他人に配る、あるいは播くためには種を分けなければならない。自分用に使う分は数個だから数秒だが、採れた実の種を全て回収するとなると一手間かかる。秋か冬に済ませておけば良かったのだが、適当な容器に実を詰めてそのまま忘れていた*2
がさがさの実をバケツに入れ、適当に践んで潰していく。そして別のバケツに移す。種はだんだん底のほうに溜まるので別に回収する。
細かい実の薄膜は、種ごと平らな容器に移せば風で飛んでいく。
文章にすると簡単。しかしバケツ2杯分の実から種だけ回収するのに、30分はかかってしまった。

 

(文庫)全国かわいいおみやげ (サンマーク文庫)

(文庫)全国かわいいおみやげ (サンマーク文庫)

 

 

 

午前中はそんな感じの、目に付いた細かな家事雑事を片付けているうちに終わってしまった。

せっかくのゴールデンウイーク、もう少しカラフルに過ごしたい。
というわけで午後から静岡市清水区の「Pappus」にまで足を伸ばす。

今日はとても混んでいた。
小さなお店にありがちな、ある5分間に客が集中する状況に遭遇してしまった様子。
ほとんどケーキは売り切れで、焼き菓子かパフェがある状態。苺パフェは食べたことが無かったため選んでみる。

一緒に注文したカフェオレに合ったのか、今思い出してもよくわからない。
ただこの店のカフェオレは美味しいので、そしてパフェも美味しいので、失敗した組み合わせではないと言える。

https://www.instagram.com/p/BiWEIsKB0Yl/

しっかり美味しい素敵な苺パフェだった。
酸味の効いた苺シャーベットやアイス、ババロア的な苺味の美味しい何か、そしてもちろん苺の果実。それほど大きくはないけれども、一般的なパフェにありがちな「かさ増し用資材」がほとんど存在しないためか、不思議な満足感がある。
名産地にある、苺の実を贅沢に使った苺尽くしパフェも良いのだが、ケーキ作りの専門家がきちんと考えて作った品はまた別の素晴らしさがある。

 

パフェの日だった、と書いた。いや、上記のようにフウセンカズラ関連の作業も終わったし(今年の蔓植物も仕込んだ)パソコンのメンテナンスもして、小説だって1冊を読破し別の2冊を併読している。だからパフェだけの日ではない。
しかし全体の印象として、今日の印象は、やはりPappusの苺パフェだ。それだけが輝いている。2018年5月4日はパフェの休日、それで十分。

 

 

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)

アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)

 
アルテミス(下) (ハヤカワ文庫SF)

アルテミス(下) (ハヤカワ文庫SF)

 

 

春になったら苺を摘みに (新潮文庫)

春になったら苺を摘みに (新潮文庫)

 

 

*1:?

*2:枯葉みたいなものだから長期保存が可能。ややかさばる。

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