ただ寒いだけ

昨夜はおそろしく寒かった。
19時頃に外へ出たら、雪の欠片が強風に舞っていた。温暖な静岡県中部では、これを「吹雪」という人さえいる。一般には「風花:かざはな」と呼ばれる自然現象のストロング版だった。

そんな寒波の夜は本当に寒かったらしい。
朝には庭に霜が降りていた。
家庭菜園のレタスは葉先が凍っていた。多肉植物の一部も凍結と解凍を経て、駄目になってしまった。

当然、昼間も寒かった。
普段は10℃を超えるような晴れた空なのに、車の外気温計は5℃を示す。
雪に苦労している他の土地に比べれば日常そのものではあるが、それでも皆が難儀している。

しかし不思議なものだ。
今まで様々な土地に住んだが、これくらいの気温が冬の日常だった土地も珍しくない。少なくとも、マフラーや厚い手袋を足せば、普通に過ごせる気温のはずなのだ。

それでも、いきなり寒くなるのは本当に困る。
自分は恒温動物なのに、色々と億劫になってしまう。動物園にいるリクガメみたいに、熱源の近くでじっとしていたい。

 

 

たぶん今夜も明日も寒いだろう。
今夜はアルミニウム製の水筒とタオルで、簡易的な"ゆたんぽ"を作ってみた。静岡の家に戻ってきて、ここまで防寒を意識するのは初めてかもしれない。

 

お題「わたしの癒やし」

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