充実したような、そうでないような土曜日。

数日前までの猛暑に比べれば、おそろしく過ごしやすくなった。
そのせいで、昼寝が捗る。
昼寝、炊事や洗濯、そして懸案だった家事をしていただけで、土曜日が終わってしまった。
小さな模様替えを行った。
キッチンの引き出し式ワゴンを分解清掃した。壊れたキャスターは明日に修繕する予定。ウッドデッキには滑り止め塗料を塗った。

介護施設の家族とも久しぶりに面会できた。
ついでに図書館に本を3冊返して、2冊を借り、書店では資格の参考書を1冊買った。

夕食には豚の角煮を作り、煮汁の一部で大豆も煮た。
大きくなるだけで一向に甘くならないメロンを浅漬けにして、キュウリと大葉は酢漬けにした。

 

こう書くと、ずいぶんと充実しているように思えてくる。様々なことをやりとげた週末に見える。
ただ現実は、色々と手掛けすぎて、家事や工作の片付けが中途半端。つまり明日に面倒なだけの作業が残ってしまっている。そういう日は、何も終わっていない気分になるものなのだ。

まあいいや、自分がどう思ったのかは関係ない。
冷蔵庫にあるお惣菜や、いくぶんすっきりした自室や、枕元に積まれた本こそが現実だ(分解して組み立て途中のキッチンワゴンも現実)。
「充実した土曜日」なんて幻想を基準にすることが、そもそも間違っている。

というわけで、そろそろ寝ます。
その前に、お風呂と洗面所の排水口にパイプ詰まり洗浄剤を投入する。これは2ヶ月に1回の習慣としているだけで、今のところ害も益もない。

 

 

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