昨日はよく眠れなかった。
夜遅くまで本を読んでいた。そのまま眠れるかと思っていたのに、なかなか熟睡できない。新聞配達のバイクが走り回る音が聞こえてきた頃に、諦めて起きることにした。
せっかくの日の出前、涼しい時間を活用して散歩をしてきた。
24時間営業のスーパーマーケットで、今日の午後に買うつもりだった品をカゴにいれ、ついでに朝食のおかずも追加する。客は1人もいないけれど、店員は棚の整理などでそれなりに忙しそうだった。巨大なコンビニみたいな雰囲気。
知人から頼まれていたスーパーカブの改造も、朝の時間に行う。
問題なく完了した。
改造といっても通販で取り寄せたキャリアやケーブルやミラーを付けていくだけ。
何の加工も調整も不要で、迷うことなく作業が進む。
この容易さは組んでいて驚いたし楽しい。たぶん、バイクという壊れたら命に関わる道具だから、そしてスーパーカブというベストセラー商品だから、遊びが無いのだろう。自転車の場合は、ぴたりと合うアクセサリーなんて滅多に無くて、普段は何かしら自分で削ったりネジを換えたりするのが当たり前だから、今回のような"イージー”な改造は気持ちがいい。
僕に依頼したのは、いくつかレザー製品を追加するためでもある。これはこつこつと作っていたバッグやカバーを装着するだけ。幸い、こちらも調整などは必要なかった。
入院していた家族の関係で、午後は仕事を休んで役所や病院に行く。
建物に入るのは最小限の人数だから、僕は基本的に車内で待機。もちろん外気温36℃の環境ではエアコンをかけっぱなし。アイドリングの機会も増えて、燃費が普段より2割以上は悪化している。遠出もしない（できない）のに今年の夏はガソリンがどんどん減っている気がして、嫌なものである。それに今はガソリンが高いのだ。
夜も近所を散策する。
スーパーカブは怖いので運転しない。
自転車に付けた新しいライトを試すため、軽くサイクリングをした。
この土地ではお盆はもう火を焚いている。早い家では（初盆ではなくても）7月から迎え火をつけている。どういうわけか、最近は鉄板を加工した大きめの台で薪を燃やすのが流行しているようだ。どこに行けば買えるのかはわからないけれど、車で走っているときに他所の土地では見かけないから、本当に家のある地域だけなのだと思う。膝下サイズの1人用バーベキューコンロみたいな形をしていて、ご先祖様の乗り物であるナスを焼けばおいしそうである。割り箸もあるし。
